手湿疹を治す:食生活の不摂生との関係 | Naomiママのはり・きゅう・アロマな毎日

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「曖昧」という言葉を「柔軟性」という言葉に置換えてみよう。
今まで見えなかったモノがきっと見えてくるはず。

「手湿疹、いい治療法見つかったら教えてね」
と言う師匠からのミッションを受けまして…(受けてない受けてない(ヾノ ・ ω ・ ` )ナイナイ)

自分の手湿疹の治療を兼ねて、書き始めた手湿疹シリーズ。
前回は皮膚の仕組みと、悪化要因を挙げてみました⇒手湿疹を治す

みなさまも、思い当たる悪化要因を挙げてみましたか?

さて、今回から具体的に書いていこうと思います。

まずは食生活から。

食べ物と皮膚の関係
皮膚と消化管は表裏関係にあります。

東洋医学で言うと、
皮毛を主るのは⇒肺
食べたもののカスを排出するのは⇒大腸

皮膚の状態が自分の消化管の状態と思ってください。

食べたものは胃で噛み砕かれ、十二指腸と小腸で消化液と混ざり、糖類はグルコースに、脂肪は脂肪酸とモノグリセリドに、たんぱく質はアミノ酸に分解され、吸収されます。

細胞膜の材料=脂質はリンパ管を通って肝臓に運ばれます。

リンパ管にはリンパ球がいます。
きちんと分解されていない脂肪酸、モノグリセリドは異物と思われます。
脂肪の取り過ぎでドロドロし過ぎもよくありませんね。

澤田流対極療法では、この脂質を吸収しているリンパ管(リンパ本幹、胸管)つまり、乳糜槽(にゅうびそう)が三焦と考えています。
ので、私も手全体が真っ赤で炎症!体があちこち痒い!という時は、三焦経の原穴陽池に灸をします。しかも左。

スッーと爆発が収まります。

子どもの頃からアトピーだった私。
脈診すると三焦(右尺中)の脈が弱いです。
治療を受けに行くと、陽池に補法をしてくれるので、ああ~やっぱりねぇ…と思うのです。

三焦の話は始めてしまうと、深みにはまるのでこのへんで。

では、たんぱく質はどうか?というと、このたんぱく質、きちんとアミノ酸にまで分解されずに腸の血管に吸収されると、体は異物が入ってきた!と警報を鳴らしますパトランプウ~
この警報が炎症。

異物退治に集まってきた抗体が、自分の正常な細胞まで傷つけて炎症をおこします。

なぜ、分解されてない、大きいサイズだったのに吸収されてしまったのか?

それは自分の消化吸収能力をオーバーして食べ物を取り込んでしまったために、体の中にたまったものが腐り、活性酸素が発生して、腸管のバリアを破壊しているんですね。こわい

大人になってからの食べ物のアレルギーとか食あたりって、体調が良くない時とか、疲れている時に、無理してご馳走を食べると出ませんか?
牡蠣とか、牛肉とか、チーズとか…………・。

消化に時間のかかるもの、進化の過程で早くに人間とさようならをした生物、などは胃腸に負担となったり、異物と認識されやすいために、調子の悪い時に無理して食べると警報が鳴りやすくなりますパトランプウ~

消化能力をオーバーしないように食べる。
これが、腸管を守るために大事です。
腹八分目
・食べた後ねむくならない。
・お腹がはらない。
・食べる前と同じように動けて考えられる。
これが、自分の消化能力に見合った食事の量です。

そう考えると、年齢・性別で推奨される栄養素の量とは違ってくると思います。
同じ年齢・性別でも、その人の消化吸収能力はバラバラだからです。
その日その日によっても、量が変わってくるかと思います。
調子いい日も悪い日も同じように食べていたら、調子悪い日に食べたものは消化しきれませんよね。

そして、消化しきれなかったものは腐るんです。
腐ったものは腸管を傷つけ、異物を体内に侵入させます。
不調が不調を招いて、腸内にはどんどん腐敗したゴミが溜まっていきます。

腐敗したゴミは熱を発生させます。
この熱、食欲を亢進させるのです…。
消化吸収能力が落ちているのに、
食べる⇒腐る⇒熱発生⇒お腹空く⇒食べる…悪循環

体は溜まったゴミを出したくなります。

でも、胃腸の調子が弱っていると、大腸は押し出せなくなるんですね…

皮膚からは多少いろんなものが蒸発しています。
ゴム手袋履いていると、蒸れますよね。
毛穴、汗腺も、排出口です。

大腸から出せないのなら、皮膚の排出口から出てやれ
となって、現れるのが、ジクジクの湿疹やニキビ。

そして、自分の弱いところに症状が出る。
手の皮膚が弱ければ手湿疹。

便秘するとお肌が荒れる、ってよく言いますよね。

アトピーや日光湿疹の子の手の陽明大腸経を小児はりすると、手三里のあたりに、大きなグミのような感触のコリに触ることがあります。
それを小児はりでフワフワ撫でてとってあげると、みるみる皮膚の状態が回復します。

皮膚は目に付く部分なだけに、皮膚にばっかりとらわれがちですが、自分のお腹の調子、便通の調子も合わせて考えて行きましょう。

湿疹が悪化する食べ物
基本は腹八分目にして食べ過ぎないこと

そして摂り過ぎたら危険なものです。
「摂るな」と言ってませんよ~。

・甘いもの
胃腸にベトベトはりついて、働きをにぶらせます。
とくに、チョコレートは最悪
治って丈夫になったら食べられますので、治したい方はしばし我慢!

・油っこいもの
胃腸にベトベトはりついて、働きをにぶらせます。

・香辛料
炎症=熱のもと。胃腸の粘膜を傷つけます。

・洋食、加工食品
油っこいので、和食に馴れている日本人には不向きな食べ物。
加工食品は添加物が多いので、それだけで胃腸には負担です。
症状がひどい時は食べるのをお休みしましょう。

・お肉
豚肉は、人間に近いたんぱく質なので、大丈夫。
体格の大きい牛は超超超栄養の固まりのような肉。
たくさん食べると栄養の摂り過ぎて、容量オーバーします。
羊は体を温めてくれて、女性の肉と言われるくらい、冷えている人にはおすすめなのですが、湿疹となると話は別!
炎症=熱です。熱のこもるようなものは控えましょう。
鳥は、豚よりも人間から遠い存在なので、様子を見ながら。本当に状態のひどい時はやめておいた方が無難です。
たんぱく源は「お豆腐」が安全。(大豆アレルギーの方はダメですけどね)

・牛乳&乳製品、卵、魚介類
人間のたんぱく質とはかなりかけ離れた存在のたんぱく質なので、体は異物扱いしやすいです。

・和風だしの素、魚介エキスの入った食べ物
和食なんて作れないから、レトルトで~、冷凍食品で~、お惣菜で~、なんて食べていると、意外に毎日摂取しています。
知らず知らずのうちに過剰摂取になりやすいので要注意。
なおみん、スネや腕のカサカサはこれをカットして消えました。
娘の乾燥性湿疹もこれをやめたら出なくなりましたよ。

・生もの、冷たいもの
胃腸の働きをダウンさせます。

・コーヒー
胃腸の粘膜が弱ります。交感神経と副交感神経の落差が大きい人は要注意。

・アルコール類
胃腸の粘膜によくありません。胃腸に熱がこもります。炎症の元。
なおみん、飲みすぎた次の日はたいてい、かゆい。
ちなみに1番悪化するのは赤ワインとチーズの組み合わせ。
好きなんですけどね~えっ・・・よっぽど調子のいい時でないと食べません。


症状がある時は↑の食べ物をやめてみましょう。
症状が改善してきたら、たまにちょっと食べる、くらいに戻します。
すると、ああ~、私、これくらいの体調の時は、これ食べても大丈夫。
ああ~、これが1番危険だな、気を付けよう。
って言うのが感じられるようになってきます。

では、何を食べるか?
葉もの野菜を多めに。
(根菜類は胃腸に重たいのですが、葉もの野菜は軽く、腸内をデトックスしてくれます)
味付けは薄味で。
小腹が空いたら野菜ジュースやちっちゃいおにぎりくらいにしておきましょう。

穀類(いも。かぼちゃ、根菜含む)4~5割
葉もの野菜(海藻、きのこ含む)4割
たんぱく質1~2割
を基本に、30回~50回よく噛んで!

食生活を1人で見直せない人は、相談に来る!!!!

見直すとどうなるか
食べ物を見直すと、ブツブツとかゆ~い水疱ができなくなります。
かきむしった時に大量の汁が出ることもなくなります。

他に悪化要因がない状態で、夜中のチョコレートをやめると、
image
はい、こうなります。
(あ、なおみん、国試の受験勉強のおともはチョコだったのよぉ~あはv


だからと言って、食べ物だけにこだわるのはキケンです。
他の悪化要因も見つけなければいけません。

まず、始めやすいので、食べ物について書きました。
食べ物を改善すると、夜中の大爆発、汁ドボドボ状態から解放されます。

そして、食べ物は基本です。
甘いもの、油っこいもの、コーヒー、アルコールをガブガブ飲んだり食べたりして、やめられないけど「治療して」と、言われても…。無理えっと

一緒に治したい方、どうぞ♪



そういうなおみん、現在、他の悪化要因で、しつこく治らない状態が続いているので、食べ物以外の原因が手ごわそうですうっ・・・
しかも、夏モードの手湿疹が治りきる前に、秋モードの手湿疹に変わってきたぜ…えっ・・・

いや、実は…これをやめれば治るだろうな…という心当たりはあるのですが、やめられぬ事情がぼー

次回はストレスと手湿疹の関係です。


鍼灸アロマセラピストなおみん