二十四節気の十九番 立冬 | 薬膳庵 blog

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立冬を迎え冬の季節が始まります。
自然界は草木が枯れ落ち、動物達は冬眠の準備を始めだす。
陽気は最も弱く、陰気が最も盛んな時期です。
その自然の流れに即して、私たちも
閉ざして蔵める
冬は「閉蔵」の季節です。

 

冬の時期に「閉蔵」をしっかり行う。特に盛んな陰気を蓄えることは、迎える春の時期にのびのびと動き出し、万事をスタートする肝の気(やる気)が旺盛になった時に、身体(筋肉)が潤わずについていかないということになってしまいます。
「陰中の陰」である冬の時期に「閉ざして蔵める」役割を担うのは「腎」です。
立冬の時期は腎を養いながら、まだまだ続く晩秋から初冬の乾燥から心身を守るために頑張っている「肺」を潤してあげるのが大切になります。

 

日の入りが早く、日の出が遅くなるので
早寝と少しゆっくり目覚めるのが良い時期になりますよ。
↑夜型の自分としては、なかなか実践が難しいところです(^ ^;

 

中国のことわざに
「立冬補冬、補嘴空」
とあります。
これは、立冬の時期は旬の食材で栄養補給するのが良い
との意味です。
その中国では立冬や冬至の時期に餃子を鍋やスープに入れていただくという風習があります。
日本では焼餃子が定番ですが、冬の時期は水餃子も美味しいですよね。


台湾では鶏肉と胡麻油、生姜、米酒で作る「麻油雞」が定番のひとつです。
どちらも身体が温まり、お肉を使った料理です。

 

立冬の時期は白菜や大根などの白い野菜たちで潤いを補い、腸の働きを助けてあげなげる食材ををたくさんとると同時に、栄養豊富でカロリーがちょっと高めの食材たち、肉類、卵、魚類、豆や豆腐などに芋類を加えての鍋料理もおすすめです。
鍋は味噌や豆乳、出汁をベースにして、体内の潤いを発散しやすいキムチなどの辛味はほどほどにして、こうした辛味は冬本番の楽しみにしておきましょう。

 

立冬の時期の朝は豆乳を楽しむのも良いですよ。
台湾の朝ごはんの定番な鹹豆漿(塩味の豆乳スープ)を是非どうぞ

日本では無調整豆乳を使って作るのが手軽です。


無調整豆乳は癖があって苦手という方は、和風か中華風の出汁で少し割ってあげると飲みやすくなります。
マグカップやスープボールに桜エビや刻みザーサイなどを入れておきます。
沸騰直前まで温めた無調整豆乳を器に注ぎます。
油パンの代わりにお麩か、こんがりトーストしたパンをちぎって入れます。
刻みネギや生姜、パクチーなどのお好みの薬味も加えたら、黒酢かお酢を小さじ2ほど加えてあげましょう。
食べ出していくと豆乳が少しずつ固まっておぼろ豆腐の様になって行きますよ。
もっとサラッとした食感が好きな方は出汁を多めにしてあげるのが良いですね。