二十四節気の十四番 処暑 | 薬膳庵 blog

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薬膳師資格講座、経絡ヨガのインストラクター養成講座、レギュラークラスの開催情報だけでなく、日常に役立つセルフメンテナンスやレシピも掲載していきます。

朝晩に秋の気配を感じる涼しさと昼の残暑厳しさが同居する時期
二百十日でもあり台風も多く発生し襲来しやすい時期でもあります。

 

涼しさの中に爽やかさを感じ、残暑の蒸し暑さの疲れに癒しを届けてくれます。

その爽やかな秋風の「乾燥」も過ぎたり、夏疲れが溜まって心身(正気)が弱っていると

「燥邪」となってしまうのです。

そう、長夏から秋に移る頃は、大暑や立秋に記載した湿邪に加えて、燥邪についても気をつけたい時期なのです。

体内で常に潤っていたいところは?
お肌、喉、鼻などが思いつきますよね。

これらは呼吸機能を担い、呼吸から生理機能「気」を生み出し主る「肺」と繋がっています。
そう「肺」は常に潤っていたいのです。

 

夏休みや残暑の疲れから、仕事や日常が始まると

身体が疲れやすい、食欲がない、デスクワークが多く猫背になりやすい

などから消火を担う「脾胃」の働きが落ちると、体内に余分な水分(痰湿)がたまりやすくなります。

余分なものがあると、必要なもの「潤い」は入りにくく、生み出しにくくなります。

 

そのために、大暑、立秋ぐらいまでは夏の暑さを助けにして身体を動かし

汗を掻くことで体内の熱を下げ、余分な水分を外に出し、必要な潤いを取り入れるとしていたのです。

皆さんは夏の時期にしっかり汗をかけたでしょうか?

エアコンを強くきかせて汗をかかない日常

スタジオのエアコンを強くしてのクラスやワークアウト

などが多かった方は、これからの処暑の時期

胸を開いて呼吸を深め、心地よく汗を掻くことがオススメです。

 

とは言え辛いものを食べて汗を掻くというのは控えた方が良い時期です。

春と秋は辛いものは控える

それは体液(津液)などの過剰な発散を防ぐためです。

古くからは「秋は生姜を食べるな」とも言われています。

他にも唐辛子、花山椒、シナモン、ネギ、度数の高い酒などは控えめにしましょう。

晩秋から冬の楽しみにとっておいて、秋に旬を迎える白い色の野菜や果物たち

通年手に入りやすい潤いを補う食材たちをバランス良い三食に加えてあげましょう。

 

この時期薬膳講座(東京)では、西日暮里ごんらんさんに協力いただき季節の果物を

白キクラゲを使ってのゼリーが登場します。


ゼラチンも白キクラゲも潤いを補う代表食材のひとつ。

写真はグレープフルーツになりますが、梨や林檎、葡萄、桃などで作ってみるのも美味しいですよ。

白キクラゲが手に入りにくい時は、豆乳を加えてあげるのも美味しいです。

白キクラゲはビタミンDが豊富では卵とも相性が良いのでトマトや黒キクラゲとあわせての炒め物も美味しいです。

小鉢で補うなら、ズッキーニとミョウガで和え物もどうぞ。


天然の塩を使って作るとミネラルの補給にもつながります。ズッキーニはスライスして酢水につけると灰汁がとれて生で美味しくいただけますよ。

 

お子さんやお孫さんがいらっしゃる方は、こうしたスイーツや料理を一緒に作りいただくのも食育につながる楽しみになります。

 

みなさんそれぞれにアレンジして、季節の潤いを美味しくどうぞです。