喧嘩が絶えない夫婦 | 見えない世界の真実が此処に®

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私が高校3年生の時です。




当時、運動系のクラブに所属していて、

 

自転車で帰宅する際に通る道で

 

不思議な情景に毎日遭遇していました。




民家の建ち並ぶ道を

 

毎日通って帰っていたのですが、

 

ある一軒家の前を通ると、

 

いつも夫婦喧嘩をしていたのです。




それも毎日同じ時間帯です。




最初は自転車通学でしたので、

 

何か叫ぶような声に耳を傾けるだけでしたが、

 

それが毎日なもので、

 

ある日、そこで自転車を降り、

 

耳を傾けたのです。




罵声をあびせ合い、

 

汚い言葉のやりとりで、

 

おかしなことにその言葉は

 

毎回同じ内容のようだったのです。




当時、学校は土曜日は昼まででした。

ある土曜日のこと。




帰りが早いせいか

 

その家からの罵声は聞こえてこなかったので、

 

昼はどちらか留守か不在なのだと分かりました。




そんな探偵のような事をしてしまうほど、

 

奇妙に感じていたのです。




そんなある日、

 

友人が私の家に泊まりにきたのですが、

 

友人とふたり、

 

自転車でその家の前を過ぎようとした瞬間、

 

あの夫婦の言い争いが聞こえてきました。




「今の家!何?」




友人も、

 

普段聞かないような汚い言葉に

 

驚きを隠せない様子で私に聞いてきました。

そして友人は自転車を降り、

 

その家の前に引き返すと、

 

聞き耳をたてておりました。




「毎日だよ」




その夫婦の喧嘩のセリフを

 

私が先に言うと、

 

友人は目を丸くして驚いていました。




何故なら、

 

何時も同じ内容、

 

同じ言葉、

 

同じ言い争いなのです。




私も 良く毎日、

 

同じ内容で喧嘩する夫婦だな~?

と思っていただけで、

 

気に止めていませんでしたが、

 

嫌な予感はしていました。







 

ある日の事、

 

いつもの様に自転車で

 

一軒家の前を通り過ぎようとした時、

 

いつもの喧嘩が聞こえてこなかったのです。




家の前に止まり、

 

じっと息を潜め耳を澄ましても、

 

やけに静かで、

 

逆に不気味な感じがしました。




それからというもの、

 

夫婦が喧嘩する声を聞く事がなかったのです。

私は何処かに引っ越ししたのかな

 

と思っていました。




しかし部活が休みで早く帰っていると、

 

あの一軒家が取り壊し作業をしていたのです。





その周りには近所の人達が集まっていて、

 

その横を自転車を降りゆっくり進んでいると、

 

1人の女性が隣にいた女性に話してるのが聞きこえて、

 

心臓が小さくなるような程、ビックリしました。

 

 



その内容は…




この一軒家の夫婦は子供に恵まれず、

 

ずっと2人暮らしで

 

喧嘩が絶えない夫婦だったようで、

 

その2人は17年前に亡くなり、

 

それから空き家だったというのです。












友人も聞き、私が毎日聞いていた、

 

あの喧嘩は何だったのだろう。

亡くなってもその時の思いに縛られ、

 

浄化・成仏・浄霊もできず、

 

あの夫婦に心休まる日は来るのだろうか…








時見