初めての代償 vol.5 | 見えない世界の真実が此処に®

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霊能力を生業としている方や、一般の方、霊媒体質の方のためのブログです。


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この物語は、シックスセンス管理人が今に至るまでを語るものです。


一番最初は、ココから

 

 




■初めての代償

しばらくして、父親に親権が行った為に、父方に引き取られることになりました。

まだ小学校に上がる前で、6歳ぐらいだったでしょうか。驚いたことに引越しした先は、あの石で出来た山のある公園の近くでした。

まだ幼稚園に通っていたし、そこが10キロほど離れた場所でもあったので、しばらくは祖母の家から幼稚園まで通うことになりました。

その間、兄は一人で父と一緒に住み、どれだけ苦労しつらい目にあった事か。

ただ、兄にもいじめられていた私にとっては、数ヶ月の間、かなり楽な気持ちで過ごしていたように覚えています。

入学式を終えて、小学校に上がってからも、しばらくは、バスで小学校まで通っていました。



父は、私を引っ張る為に

いろいろ考えたのでしょう。

 

ある日曜日に父と兄と私の3人で山登りをする事になりました。かなり高い山で片道3時間ぐらいかかる登山なのですが、これを機に、何度もこの山に登ることになっていきます。

今思うとなぜそんな事をしていたのか分かりませんが、私は木々達に手を触れながら、

「力を下さい」

 

と願いながら山を登っていました。
今はもちろん、なぜそんな事をしていたかの理由は分かります。



2時間くらい山の峯を歩き、やっと目的の山の登山口に入りました。そしてその山の斜面を登っていると、天候が大きく変わり始め、雷が鳴り始めたのです。その雷鳴があまりにも恐かった為、今でもその時の情景を覚えています。

雨が激しく降り始め、一緒に山に登っていた人達も父親も、その天候にかなり焦りを覚えたようで、引き返すことになりました。

風が強く、身体を低くしなければ飛ばされるような感覚に襲われるほどでした。今はわかります。


それが代償だったのです。



「そんな事は偶然だろう」

そうお思いになる方がほとんどかもしれませんね。しかし、それが真実なのです。

今はそんな事をする事はありませんが、1本の木から「力を下さい」と願いながら力を貰ってはいけないのです。
※霊能力やある種の力を持っていない方がやっても、木々から力を貰うことはできません。

1本の木からはほんの少しだけ、大自然を目の前にほんの少しだけ、「エネルギー」を貰うならば、木々はあまり怒りません。
※しかしそれでも代償は、大なり小なり発生するのですが、代償の支払い方をしらなければやらない方が良いでしょう。自然を味方に出来る人だけが可能なことかもしれませんね。


やっと目的だった山の登山口まで戻ってきた時には、どれくらいの時間が経っていたのかわかりませんが、厚い雲のためか、辺りは薄暗くなってきていました。

すでにトラウマの為か、私は暗闇に異常な恐怖を感じていたので、この時の情景をはっきりと覚えています。

父親は兄と私に大きなゴミ袋に手と頭が出せるように穴を開け、被せました。

雨に濡れた服。寒さの為に、私はブルブルと震え、寝そうになっていました。

父親は私を背負い、「寝るな!」と叫びながら何時間も歩いてくれたのを覚えています。


幸か不幸か、私がその父の背中を温かく感じたのは、この時が最初で最後でした。






つづく

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