似非建築家 | 見えない世界の真実が此処に®

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霊能力を生業としている方や、一般の方、霊媒体質の方のためのブログです。


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昼過ぎからかなり激しい雨が降っていた。
台風が近づいておりワイパーを全開にしても、前の車のテールランプが微かに見える程度で時速40キロも出せば怖さを感じるほどだった。

建築家の金喪兎毛師益男(42)は、共同経営者であり友人の非毒津枯太(41)と環状八号線で荻窪方面に向かっていた。

師益男は本当にあくどい奴だ。
津枯太は、雨の音にかき消されないように、強くボソッとつぶやいた。

へへへへー!俺は天才さ!
お客さんに釘と金槌と材料だけを渡せば良いだけだ。
あとはどこかの建築会社の図面を引っ張ってきて、その図面を渡せば良い。
本当に楽な商売さ!!

しかし馬鹿な客が本当にいるんだな―――!
新築のマイホームをより安く、気軽に建てませんかっていう広告に乗ってくるのだから・・・。

大声で言い放った後、津枯太は大きくため息をついた。
津枯太は電話を受ける担当で、クレームの嵐だったからだ。

おたくに頼んだのは失敗だった!!ほとんど全部のお客がクレームをつけてきた。
確かに材料や図面や道具はあるけれども、その使い方から勉強しないといけないし、家を建てるまでに何年かかるか分からない!!
柱はまっすぐに建てられないし、水平に板を並べるのもかなり難しいじゃないですか!!
話が違うじゃないですか!!

ノークレームですよ。家を建てる手伝いは一切出来ません。だから激安なのです。この家だって普通に建築会社に頼めば3千万はします。それを980万で建てられるのですから・・・。契約書にもそう書いてあります。
師益男の決まり文句でした。

家を建てるまでの年数
あなたの頑張り次第!!
(1年から30年くらい)
激安でゆっくり自分のペースでマイホームを建てられます!
夢のマイホームをあなたの手で・・・

師益男と津枯太は、荻窪駅に向かっていた。
問合せがあったのは56才の会社員という夢買益男という男性からだった。

ゆめかいますお・・・ 
お前と似た名前だな(笑)

師益男は津枯太のその言葉を無視し、赤いカバンを持っているという男性の姿を探した。
雨は少し弱くなってきていた。


駅で合流した三人は、駅前のファーストフードに入った。

師益男は切り出した。
早速ですが、広告は見ていただけましたか?

ええ、本当にこんなに安く良いのですか。

はい、大丈夫です。完成図がこのようになります。
師益男の営業トークは完璧だった。

一番大事なはずの道具の使い方などのカタログを見せる前に、出来上がりの写真を並び立てた。
こんな家が出来て980万円!

誰もが疑ってしまうような安さの値段ですが、使って頂く材木や材料はすべてJISマーク付で低ホルムアルデヒドなのです。電気工事などは専門の業者に入って頂きますが、あとはすべてあなたの頑張りです。なに、そんなに難しい事ではありません。既に1千人近い方が頑張って家を建てています―――。

半年後、夢買益男から電話が掛かってきた。
手伝いに来ていた妻が怪我をしてしまったという内容だった。

この話はもちろんフィクションです。
――――――――

おそらくあなたは家を建てるのに、この話のような事はしないでしょう。
家を建てるならばやはりプロの技術者である建築家に頼むはずです。
その建築家の方から、「手伝ってください。そこに釘を打ってください。」などとは絶対に言われないでしょう。

骨を折ってしまった時、これは大変だ!と歯医者に行く人もいないでしょう。
その専門の技術者、プロに頼むはずです。


しかし昨今のスピリチュアルブームにおいては、見えない世界の観点からでは大変恐ろしい事が起こっているのかもしれません。

霊体のなんたるかを知らずそしてすべての霊体が見えない人が、あなたには守護霊がついています・・・と言っている。
念や気が見えない人が、石を広めている。
気の性質や霊能力を行使する事の代償を知らない人が、なんとかヒーリングを行っている。

作法や形式を重視し、依頼者である一般の人に、祝詞やお経を唱えさせている。写経をさせる恐ろしい方までいる。お坊さんや修行者がやるのは当然です。ですが一般の人がやるものでは無いのです。

見えない世界はそんなに優しいものでは無いのです。

これもまた見えない世界の真実です。

シックスセンス管理人

 

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