Voloute(ヴォルーテ)
ダメージケアシャンプー BYジャパンゲートウェイ
商品説明
水とオイルの黄金バランスでうるおいとしなやかさを 水を味方にするシャンプー。
[ダメージケアシリーズ]
傷みが気になる髪のダメージを補修し指通りなめらかな艶のある髪へ導きます。
本体価格：450ml・650円
Voloute(ヴォルーテ) モイストシャンプーの記事はこちら
評価：★☆☆
柴咲コウさんの輝く髪が印象に残るあのコマーシャルは、
非常に購買意欲をそそられます。 実際の中身は？というと･･･
うーん、今どきコレはないんじゃないでしょうか。
時代遅れ、ニーズを捉えきれていないとしか言えません。
(ジャパンゲートウェイさんは開発・生産はせずに企画販売だけの模様、そりゃこうなるわな)
使用ベースはあのボロクソ言われているラウレス硫酸Na。
コカミド類で刺激暖和をはかろうというのは常套手段でしょうが、
これに騙される人ももはや少ないんじゃないかな。
アミノ酸シャンプーです！とか宣伝していないだけいいかもしれませんね。
バオバブ種子油はアフリカで美肌・美髪に用いられてきたオイル。
アフリカの過酷な気候に対抗できる優れた保湿力を持ち、
「生命の木」と呼ばれる非常に信頼性が高いものです。
配合量は洗浄剤群に次いで多く、なんだかすごく勿体無いとしか。
オイルもそうですが、各種ハーブエキスは非常にそそられる内容なだけに、
ベース構成がもったいなさすぎると言わざるを得ません。
一番下に各種ハーブエキスの効能を全種類書いてみたので、
いちどぜひお目通ししてみてください。
この内容でも、ベースがラウレスであるからこの安価で買えるのでしょうが、
各種エキスの消炎効果や皮膚の保護作用でラウレスの刺激を打ち消そうというなら、
それは本末転倒というものですよね。やはり三流です。
いまどきもっとマシな内容のものは同じような値段でいくらでもありますので、
わざわざこれを選択する必要性はないでしょう。
少なくともダメージヘアに悩む人は使っちゃいけない。
成分詳細
水、ラウレス硫酸Na、コカミドプロピルベタイン、コカミドメチルMEA、バオバブ種子油、ポリクオタニウム-107、クオタニウム-33、ラベンダー花エキス、ヤグルマギク花エキス、セイヨウナツユキソウ花エキス、ツボクサエキス、カミツレ花エキス、ローズマリー葉エキス、オウゴン根エキス、イタドリ根エキス、チャ葉エキス、カンゾウ根エキス、ポリクオタニウム-10、ポリクオタニウム-7、グリセリン、BG、クエン酸、クエン酸Na、塩化Na、 EDTA-2Na、安息香酸Na、メチルパラベン、フェノキシエタノール、香料
・ラウレス硫酸Na
洗浄剤。業務用脱脂剤にも使用され、かなりの脱脂力を誇ります。
その脱脂力の高さから、乾燥を促進・炎症を引き起こすといわれています。
・コカミドプロピルベタイン
洗浄剤。ヤシと大根から作られています。
・コカミドメチルMEA
増粘と起泡、品質安定化。ヤシ油由来
・ポリクオタニウム-10、ポリクオタニウム-107
コンディショニング剤。髪に皮膜を作り、軋みやゴワつきを防ぎます。
シリコンに変わる成分という解釈で良さそうです。毒性は極めて低い。
・クオタニウム-33
帯電防止剤、ヘアコンディショニング剤。
刺激性は比較的低め。
・BG
保湿剤。抗菌作用もあるため防腐剤としても使用されます。
分類はアルコールですが、エタノールに比べ、極めて低刺激。
・EDTA-2Na
防腐剤。使用率が非常に高いですが、粘膜に対する刺激性が強く、
経口摂取での毒性があり、また、ぜんそくや皮膚疾患などのアレルギーも認められています。
・安息香酸Na
防腐剤。強い抗菌作用を持ち、配合量に１％未満の規定が設けられています。
・メチルパラベン
防腐剤、かなり古い歴史があり、
アレルギーや刺激性は稀にありますが、通常の量では問題ない人が多い。
各種ハーブエキスの詳細
ラベンダー花エキス
ハーブの中でも汎用性が高く、 皮膚の保護、消炎作用、減菌作用、収れん効果など、
頭皮に嬉しいハーブエキス。ハーブの代表。
ヤグルマギク花エキス
養毛剤にも配合され、 消炎作用・保護作用・収れん作用があり、
清涼感もあり肌を滑らかにしてくれます。
セイヨウナツユキソウ花エキス
バラ科のハーブで、 保湿性に優れており、収れん性、消炎性に優れています。
ツボクサエキス
美肌、美白に使用される肌への効果が高いエキスで、
炎症抑制効果・肌修復効果のほか、紫外線ダメージを各種抑制してくれます。
カミツレ花エキス
発汗作用があるアピニゲンが花に含まれる他、
保湿・消炎・収れん・血行促進などがあります。
ローズマリー葉エキス
頭皮に非常に効果のあるハーブで、 血行促進作用や抗酸化作用があり、
老化予防・脱毛予防・フケの予防なども。
オウゴン根エキス
男性ホルモンを抑制する効果があり、皮脂コントロールが期待できる他、
抗炎症作用・抗アレルギー作用・抗菌作用・収れん作用・紫外線吸収作用など。
イタドリ根エキス
漢字で書くと「痛取根」と書くほど消炎作用に優れ、
抗酸化・抗炎症・免疫調節作用などが期待できる多機能なハーブエキスです。
チャ葉エキス
ビタミン・アミノ酸が豊富に含まれていて、
消炎作用・収れん作用・保湿作用・酸化防止作用・紫外線吸収作用、デオドラント効果もあります。
カンゾウ根エキス
各種刺激を緩和する働きがあり、 抗アレルギーや抗炎症作用が期待できます。
・・・見れば見るほど、これだけの有効成分が勿体無いですね。
モイストシャンプーの解析は少々お待ちください。