氷室冴子さん51歳(ひむろ・さえこ<本名・碓井小恵子=うすい・さえこ>作家)6日、肺がんのため死去した。葬儀は10日午前9時半、東京都新宿区早稲田町77の龍善寺。喪主は姉木根利恵子(きね・りえこ)さん。
北海道岩見沢市出身。大学在学中の77年、「さようならアルルカン」で小説ジュニア青春小説新人賞の佳作に入選してデビュー。平安時代が舞台の「なんて素敵にジャパネスク」シリーズが大ヒットし、80年代から90年代にかけて田中雅美さんらと集英社コバルト文庫で「コバルト四天王」と呼ばれ、少女小説を代表する一人として活躍した。他に「ざ・ちぇんじ!」「クララ白書」など。
お若い・・・。ご冥福お祈りします。
関連
★少女小説の100年史、ライトノベルとの関係 – 好きなら、言っちゃえ!! 告白しちゃえ!!
なるほど。大学時代に「氷室冴子が少女小説である」ことを話したとき、本読みの先輩が「少女小説はそうじゃない」って定義の話になったんですが、そんな「少女小説」の変遷が興味深かった。
- 海がきこえる (徳間文庫)/氷室 冴子
- ¥620
- Amazon.co.jp
- なんて素敵にジャパネスク 人妻編 6 (6) (花とゆめCOMICS)/山内 直実
- ¥410
- Amazon.co.jp
- 海がきこえる〈2〉アイがあるから (徳間文庫)/氷室 冴子
- ¥620
- Amazon.co.jp
- 落窪物語/氷室 冴子
- ¥1,890
- Amazon.co.jp
- いもうと物語 (新潮文庫)/氷室 冴子
- ¥460
- Amazon.co.jp