ヘビトンボ幼虫(ザザムシ)の観察と佃煮 | 68060の部屋II
2014-08-17 20:31:09

ヘビトンボ幼虫(ザザムシ)の観察と佃煮

テーマ:水生生物料理(駆除無)
「孫太郎さん孫太郎さん、お腰に付けたきび団子♪」と川で歌っていた江古田ちゃんです。






さて、今日も川が俺を呼ぶ。
以前攻めていて、豊漁だった川の上流部である。
堰という堰にちゃんと魚道が有って感心する。
渓流環境ではないものの、ボサに乏しく、採れるのは小さいヤマメばかり。
しかし、ゴロタ石も結構ある。
となると・・・










っ居たぁああ!!!
ブリンブリンの孫太郎虫=ザザムシことヘビトンボの幼虫である。
おそらく終齢幼虫ではなかろうか。
過去最大サイズに思われる。



浅いが相変わらずの急流で水面は複雑に変化し、石の詳細も目視では良く分からない。
足の感覚も併せて、次々ひっぺ替えしていくと、なかなかの確率で採れる。
とはいえ、かなりの重労働だ。
急流というだけでタモ網へのダメージも大きい。

大型を中心に、40分ほどで13匹ゲットできた。
一度のガサにしては過去最大数である。
もっとも目を付けて狙い始めたのは今年からだけど。




全て連れ帰り、まず砂抜きしながらじっくり観察をした。

ネット上の情報だと乏しいので、素人観点で勝手に考察してみる。


腹に左右対称についているフサフサしたエラのようなものを開閉することで呼吸している。
カワゲラ同様、手に取ってみた事のある人ならすぐわかる点である。
カワゲラより身体が大型化する分、フサフサの数も多い(7対?)。



今回初めて分かったのは、尻尾の先にフックのような特殊器官が付いていることだ。
これが凄まじい急流でも流されず生活できる秘訣なのだろう。

捕獲後、水流が巻き起こるたび、複数の個体が団子になっていたのだが、理由はこれであった。
互いをフッキングしてしまったことによるのだ。


そして、動きとしては、
 1、歩く(フッキングも併用)
 2、下半身を上下にはたいて泳ぐ
 3、身体を丸めこむようにスナップしてエビのように飛び退る
こんなバリエーションがあるようだ。


下半身のトゲトゲについては、ムカデへの擬態か、いずれにせよ天敵に対する対策と思われる。

セミと同じで成虫期間が極めて短く、摂食期間も幼虫時代中心であるため、多彩に進化したのであろう。


総評としては、かっこ可愛い(特に顔)、単独飼育したくなる魅力を持って居る生物だ。
そして成虫にも出会ってみたいね。





さて、ここまで来たので、以降は画像をレギュラーサイズに戻したい。









観察と泥抜きが済みましたので、前回と同じプールに入って頂きます。



弱火を良いことに、水槽の水替えをしていると・・・





おわあああ!!?
大丈夫かな。



鍋にまだ熱があったので、各個体は難なく救出できた。
少量の熱湯を注いで食べやすくしてみた。




味は問題なし。
というか、大成功。

旨くて且つ乙。
淡水のエビに似ているが、肝のようなぐもももーんとした味わいがある。
舌触りは、やはりエラのフサフサ部分が独特だが、個体が大きいせいか、むしろ個性的な好印象を感じさせる。
芋焼酎と晩酌にしたが、実に良く合う。
食後2時間の段階では、身体が暖かくなり、ちょっと元気になる感じはするが、ラリる感じはない。
なんというか、味以外でも酒の良いつまみ、という感じがする。
スッポン鍋のように、後日なにか効果を感じる点があれば、加筆しよう。


居る所には居る、とはいえ、希少生物であることに変わりはないため、年に一度程度のひそかな楽しみにしようと思う。

(真似される稀有な方が居るとしたら、そこのところもお忘れなくお願いします。)


見向きされていない自然の恵みを美味しくいただくと、プリミティブな感謝と幸福の念が巻き起こる。
ありがとうございました♪

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