素晴らしき人生 | 66生活ブログ

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My Life with 66Beetle

清々しい朝である。


僕の事を「アニキ」と呼んでくれている古い友がいる。

なので呼ばれたら「どうした舎弟?」と言い返してやる😃


彼は現在60半ば、若い頃は(高校生時代)ロカビリーに憧れて授業が終わると青梅から新宿までバイクを飛ばしていたらしい。


彼の思い出話に時折出てくるのが「こうちゃん」と言う名前。

しきりに「こうちゃんが・・・」と言うので一度聞いてみた。


「そのこうちゃんって誰?」

アッサリと彼は

「岩◯滉一」だと言う。大物ではないか・・・


ロカビリー好きなので直ぐにバンドを組んだ。

名前は「ベレッツ」。

担当はドラムス。


この手のグループには必ず洋名(アメリカ名)で呼ぶ習慣がある。ま、あだ名みたいなものか。

彼は皆からジョージと呼ばれていた。


それなりに売れて、エルビスの評論で有名な音楽評論家「湯◯玲子」さんからプロへのお誘いもあったらしい。


勿論両親からの大反対を受けてグループも解散。

彼はキチンと職業に就いた。

(この辺りの話を聞くと根は真面目だったんだなと思う)


しかしながら職についてからもドラムの腕を見込まれてお誘いもあったようだ。


お誘い先は「ビリー諸川とブルームーン・ボーイズ」と言う。



このバンドとても有名で沢山ジャケットも出しているので録音や公演の時はお声が掛かるらしくドラムを叩いている。


数年前の映像がある。



昨年末、彼からLINEがきた。

「来年で仕事を止めるので、余生はブルームーン・ボーイズで公演活動をしていきます」と。


若い頃断念した憧れの演奏活動で余生を送るなんて素晴らしいと思う。


正にドリームズ・カム・トゥルーなのです。


既に三月は金沢、七月は山口とオファーが来ているとのこと。


こうして見たら僕なんか何の特技も無いのでとても羨ましく思う。