清々しい朝である。
関東の天候の晴れ間が続くと決まって日本海側は雪となると昔から言われて来ているが、今年のそれは大雪、それも災害級の豪雪だと報道されてますね。
関東北部の山脈が巨大な屏風の様になってくれているお陰なんだなぁ、と日本海側の方々には大変申し訳ない気がする連日の晴れ間。乾燥はしているが有難いことである。
さて、今年の干支は「蛇」。
アメリカ車(と言ってもイギリスとの混血ではあるが)好きなら誰でも大好きな毒蛇のお話し。
先に書いておきますが全く私の「私見、感想、好み」です。
この私見は過去にもブログやインスタにもアップしているので「またその話」なのです。
アメリカ車で毒蛇と言えばシェルビー・アメリカン社のCOBRA、イギリスのACカーズ社の頭を取ってAC COBRAと言ったり、289・427や428コブラと言ったりもします。
後にシェルビー社はマスタングを改良してシェルビー・マスタングGT350と500を世に出し、こんな怖い顔の「正に毒蛇」らしいエンブレムを付けてます。
噛まれたら一発でアウトになりそうな迫力です。
で、大好きなコブラに関しての私見ですが、コブラといえば多くのコブラ好きの方々はSCコブラのスタイルをイメージするのでは無いでしょうか。
ここが一番の違いで、SCコブラはセミ・コンペティションと言って、ボンネットにはバルジ感のあるエアスクープ、太いロールバー、マフラーはドア下からのサイドワインダーそしてバンパーも何もなくてボディにはレーシングストライプなんですが・・・
僕が好きなコブラは、何にも付いてない、全くシンプルな「ストリート・コブラ」なんです。
青がSCタイプ、赤がストリート・タイプです。
良く勘違いされるのですが、SCタイプの前に付いている黒いフックのようなものはストリート・モデルのバンパー外した後ですよねって言われます。
Iborrowed it after seeing the image.
実は全く違って、名称は確か「Quick Jack」と言って、レースでパドックに滑り込んで来たコブラのフロントを一発で持ち上げる装置なんです。
こんな感じです。
I borrowed it after seeing the image.
ほぼ内容がストリート・コブラに関して書かれた古い本を持ってます。
ね、ストリート・コブラって素敵でしょ。
初めてコブラがTVに登場し、主役の足となって画面の中を走りまくった番組があるんです。
1965年に女優アン・フランシス、口元にホクロがあるのが特徴です。
題名は「ハニーにおまかせ」ハニー・ウエストと言う探偵が事件を解決する為に純白の289コブラを乗り回すのです。
僕は当時15歳、コブラ見たさに欠かさず観てましたね。
余談ですが、1956年に公開された映画で「禁断の惑星」と言うSF映画がありますが、ここにもアン・フランシスが準主役で登場しています。
もう目を見張る位の色気と可愛さでしたね。
ヒョウを連れてるってカッコいいです。
後に番組も終わり、後にこのコブラオークションに出されたようです。
ほら、こんなボードに説明書きが・・・
とまぁ、ストリート・コブラがどれだけ素敵でシンプルで貴重なモデルなのか少し分かって頂ければ満足です。
日本のスポーツ関連の雑誌の表紙もストリート・コブラが登場しています。
レプリカのコブラって沢山のメーカーが作ってますが、アメリカ製のERA社が製造する427SCと言うモデルがあります。
このモデル、アメリカのコブラ・ミーティングのレプリカ・クラスで毎年優勝しているというだけあって、実に良くできたコブラですが、ストリート・コブラは残念ながらありません。
お終いに動いているストリート・コブラをご覧下さい。