清々しい朝である。
（嵐山光三郎先生に敬意を表して）
先日VW仲間数人と食事をしました。
会食はなるべく控えましょう・・・と言われている中でしたが・・・
空冷VWの世界ではとても豪華なメンバーでした。
向かいの席はVWハンドブックで有名なトミーさん。
この世界にハマると一度は手にする、とってもわかりやすいイラストで解説されたハンドブックです。
出席者のお一人がトミーさんが来られるので初版本を持ってきておられました。
古いので紙が茶色に変色してましたが我々にとっては貴重な一冊です。
サインして欲しいとの要望に応えているところです。
トミーさんがいると、おのずとメカの話になります。
私「朝は寒くなってきたのでアイドリングが安定するまでに忙しいですわ、信号で止まる度にヒールアンドトウの繰り返し」
トミーさん「あっそれね、少しアクセル踏んで一定の回転数に保っていると結構安定が早いんですよ」
私「シングルポートの場合はインテークマニホールドが長いのでアイシングすると良く耳にしますよね、でもホントにアイシングしている所を見た人はあまりいないのでは」
私「実は先日朝一番で冷えたエンジンをかける時、たまたまリアのエンジンフード開けっ放しで掛けてしまったんです」
トミーさん「フムフム、それで？」
私「チョークがかかり回転が上がってきたのでフードを閉めようとした時に初めてアイシングを目撃しました」
トミーさん「ほぉ、それで？」
私「スマホでビデオ撮りましたから見て下さい」
で、観て貰ったスマホのアイシングビデオがこれ、
マジでアイシングと言う言葉通り、爪でカリカリすると爪の間に氷がたまります（笑）。
トミーさん「そうなんだよ、こんなになるんだよ。だから熱線入りの腹巻売ってますよ」
その場で調べて、
ほらね、
私「と言う事は、ここに断熱材巻いても良い？」
トミーさん「水道管の凍結防止で巻く断熱材でも効果ありますよ」
てな会話をした翌日、ホームセンターで断熱材を見に行きました。
そうか、こんなに種類あるのか・・・
で、買ったのがコレ
コレをマニホールドの長さにカットして・・・
巻いてみました。
更に結束バンドで固定して・・・
セルを回しました。
お〜安定してるでは無いですか。
少し陽が当たっていて気温が上がっているようですがエンジン内は冷えていました。
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