伊良湖トライアスロン2018 ドキドキハラハラのラン後半編 | 私が走るとか世も末ですよ

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運動神経悪い芸人ならぬ運動神経なし一般人の私が体動かしたり、健康にいいことをするのをちまちまとつづるブログになっております。

 

 

 

前回、ランの序盤でしげ選手に声援を送った応援団、チームシゲ(Team SG。発足したのかしていないのか微妙な線のチーム)。

 

ランの応援は終わったので、フィニッシュ地点までの中間地点にあるフェリー乗り場兼道の駅、クリスタルポルトで日差しをさけて待機します。

後輩くんたちも道の駅でお土産を物色。

 

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大あさりのゆるキャラとみか師。

 

一方その頃しげ選手は…

 

ここからしげ選手に後でインタビューした内容の再現になります。

 

アップダウンの後みかたちがいて声援をもらった。ありがたい。

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(しげ選手作、応援する姉妹。手前が世も末。風に吹かれている感じなんだそう)

 

調子は悪くない。

 

しかし、暑い。

 

海沿いなのに風がぴたりと止んでいる。

 

そして、この延々と続くような一本道。

暑さと疲れで朦朧として、この道がまるで異界へ繋がる道みたいに思える…。

 

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(しげ選手作。異界への道。ロードトゥーアナザーワールド。)

 

エイドが遠い…。

あの青くみえるのはエイドのテントだろうか。

消耗しきってエイドだけを頼りに進んでるな。

 

青Tシャツのスタッフ「はい吉田さんがんばってー」

 

違った…。

 

 

やっと折り返しの10キロ地点に到達した。

残りの10キロ、フラットなところは走って、残りの5キロの登りのところは歩きたい。

 

残り時間はキロ8分を切ってはいけない計算。

走ると呼吸が苦しい。

今までのレースでは味わったことがないような苦しさ。呼吸が困難な感じ。

 

手足が痺れてきた。もしここでDNFしたら誰もいないし、どうなるんだろう。

 

回想終わり。

暑さでもうろうとしてかなり苦しいレース展開だったようです。

 

私たちはというと、フィニッシュラインちかくの屋台村で母と合流。

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選手以外にもふるまわれたあさりのみそしるに舌鼓。

一皿10個ははいってましたよ!大盤振る舞い!

 

あさり汁の後応援の一同は予想時間より前にフィニッシュラインにスタンバイ。

同伴ゴール待ちの人が入るテントで待機します。

このテント、2年前はなくて、灼熱の日差しの中いつくるかわからない選手を待ち、途中でみかさんがしゃがみこんで体調があぶなくなるということがあったのですが、今回は日が避けられて本当にたすかりました。

さすが伊良湖トライアスロン、改善の精神。

 

この同伴ゴール待ちのエリアはいろんな選手が待っているご家族やお友達と一緒にゴールをしていくシーンをみることができるのですが、どれも感動的ですね。

中には、車椅子で待つご家族を選手が押してゴールしたり、かわいい娘さん三人と一緒にゴールするお父さんがいたり。

時折みかけるのが、選手による同伴の家族待ち。フィニッシュライン直前にきたのにご家族がそこにいないパターンです。

今回も、奥様が見当たらず、待つ選手のために、実況のDJさんが「〜番の選手のご家族の〜さん、一緒にフィニッシュするために選手が待ってますよー!至急いらしてください!」と呼び出しが入っていました。

無事奥様が姿を見せた時は同伴待ちのみなさん拍手で迎えてましたw。

 

そんなフィニッシュ前のドラマをみつつ待つも、しげ選手がなかなか現れない。

 

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母はテントから出て遠くが見える場所でいまかいまかとしげ選手の姿を探します。

待っていると、フィニッシュ後のみずおさんとそのご家族がかけつけてくれて、一緒に待ちました。

 

みずお「このままだとランの関門の通過があやしくなってくるな」

 

どうやら今年からフィニッシュの一つ前の関門が追加されているそう。

 

まさかのタイムアウトの可能性が…。

世も末「さすがに関門のことは選手説明会で教えてくれるでしょうし、しげちゃんも知ってるでしょう」

後でしげ選手に確認しましたが、しらなかったそうですあんぐりうさぎ

 

さらにどんどんフィニッシュする選手を見守りながら、しげ選手を探します。

14:15現在、フィニッシュのタイムアウトが14:30なのにまだしげ選手が現れません。

 

これは…、間に合うのか…。

 

応援一同手に汗を握ります。

チムチムたち後輩くんたちはトライアスロン観戦初めてでこのハラハラする展開。

トライアスロンって甘くないのよねぇってことを体感したかと思います。

 

そして14:20頃。

 

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母「あれしげちゃんじゃない!?」

一同「きたーーーーー!!!」

 

同伴エリアに達するといの一番に飛び出す世も末。後ろ走りで撮影します。

そして手を振るみか師。

初めてのことでまごまごする後輩くんたちを呼び寄せて、大人数でフィニッシュラインへ。

 

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しげ選手は本当に苦しそう。

 

そして、フィニーッッシュ!!

 

 

 

 

 

 

 



 

 

あーハラハラした分感動的!

 

しかし、しげ選手はフィニッシュラインを抜けると、動けなくなってしまいました。

 

するとフィニッシャータオルに包まれ、ささーっと救護テントへ連れられていきます。

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みか師つきそい。

 

残された私たちは、怒涛の展開にあっけ。

しげちゃんどうしてるんだろうと思いつつ待っていると、フェイスブックで世も末のことを「応援ボードの女神」と呼ぶ奇特ないい人、ケンシロウ氏に声をかけられました。

 

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今回お初でお目にかかったのですが、レース中2回ほど見つけて応援する機会があったのです(スイムアップのときはこちらに気づいて声かけてくださってありがとうございましたつながるうさぎ)。

しかも年代別で入賞!おめでとうございます!アイアンマンコナでの活躍も期待してますカナヘイきらきら

 

そんなんしていると、救護テントのみか師から入電。

しげ選手は点滴をしていてまだ時間がかかるとのことで、後輩くんたちを解放してほしいとのこと。

事情を話し、みずお一家と後輩くんたちを労い、解散。

 

その頃救護テントのしげ選手はこんなでした(みか師の記録を残そうという意地が感じれますね…)。

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真ん中で寝ているのがしげ選手。

後で聞いたのですが、熱中症の症状だけでなく、過換気症候群というちょっとしたパニック症状がでていたそうです。

そこで、そんな場合じゃないのにしげ選手はしきりに「フィニッシャータオルは?」と聞いていたそうです。

 

みか師「体にかけてあるのがそうだよ(冷静に)」

 

どうやら救護テントが15時でしまってしまうらしく、しげ選手は近くの病院に移動になるそう。

しかもその移動が救急車での搬送になるといいます。

 

そっそんな大げさな、と思っていると、近くにとまっていた救急車がテントの後ろに移動してきました。

母と一緒に駆け寄ると、救急隊員の方に話しかけられました。

「ここから30分くらいかかるところにある渥美病院というところに移動します。場所は、めっくんはうすっていう道の駅ご存知ですか?」

世も末「あっ、来る時通ってきました。(帰りに寄って食材買おうとチェックしていたので)場所わかります」

「つきそいできる方いらっしゃいますか」

世も末「あっ、はい、いまテントの中にいるものが付き添います(みか師のこと)」

 

そして救急車に乗せられるしげ選手。

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んー、なかなかのインパクト。

 

しかしここで問題になるのが、しげ選手とみか師が病院へ行ってしまったら、バイクピックアップなどその後はどうしたらいいのかということ。

さらにここまではみか師がレンタカーを運転してきたため、運転手がいなくなってしまう問題も。

 

心配そうなみか師に

世も末ーバイクピックアップと宿のチェックアウト

母ー病院までレンタカーを運転

する役割分担で行くことをつたえます。

 

ぶっちゃけ、もうどうしようもなかったら世も末が運転することも辞さない構えだったのですが、それをいうと食い気味に

みか師「いや、辞してくれ」

と却下されましたショックなうさぎ

世も末ぴっかぴかのペーパードライバーなんでね…。

 

そして二人を乗せて発車する救急車。

ぽつんと残された母と世も末。

 

ここから母との珍道中が繰り広げられることになります。

続きは次の記事で。

アデュービーグルしっぽ猫あたま救急車