ケプラーはドイツの天文学者で「ケプラーの法則」を唱え、
その研究が後のニュートンの万有引力の発見にもつながった。
彼の名前が付いたNASAの衛星「ケプラー」が遂に今日、打ち上げられます。
「写真;NASA提供」
この衛星、その任務の主目的は
「系外惑星探査」。
つまり、地球と同じタイプの岩石でできていて、
かつ水の存在できる温度範囲内にある惑星を探す、ということである。
そう、それが任務。
たかがそれ、されどそれ、である。
資源を搾取し尽した地球を捨てて他の惑星に移住しようと
いう試みは近年妙に真実味を帯びている。
ただ太陽系内では科学の進歩とともにその可能性が低いことを知った。
現在は無理して火星かタイタンといったところ。
宇宙は広い。
この私達の銀河系ですら全容を知ることは一生ないだろう。
しかし、銀河系内に地球のような星があった場合、
これは大発見となる。
「写真;NASA提供」
3年半の間に約10万個の恒星(太陽みたいな星)を探査し、その周りを回る惑星を探す。
その10万個も↑の黄色い小さな部分だけである。
例え見つかったとしても今の技術では黄色い部分へ人間が行くだけでも何十万年もかかるという。
私達の知り得ない果てしない旅だ。
しかし、何かは必ず子孫達へと引き継がれていくのだ。