50歳の頃

ゲンちゃんから同級生の一斉メールで 

リレーマラソンを走らないかと誘いがきた!

ゲンちゃんはフルマラソンもいけるランナーだと聞いている

 

 

1回1㎞ちょっとを走ることができれば タスキをつなぎながら

決まった距離まで 何人でも 何回走ってもいいのだという

 

日頃 少し走ってみるかと発作的にやってみては

電信柱の間隔(10m?)も走れないなと嘆いていた私だが

目標の大会は半年先だという

準備期間としては 充分だ(本当?)
 

お調子者はすぐに参加を表明する
わくわく
 
練習は各自の自主練習だ
私は歩くことから始める
 
初めて50mを休まず走った時は
知らない人に声をかけられた
よほどひどい顔していたのだろう
 
中年の運動不足の身体的不満が 爆発的に解消された
体重は減るし 走るのは楽しかった
みんなも盛り上がってきた
 
当日は朝5時過ぎの電車に乗って会場へ
いつもの呑んべぇの顔とは違う 
きりっとしたアスリートになっている同級生
狭心症のニトログリセリンを持ってきたという人もいる
(大丈夫なのか?)
ちょっとした 命がけのレースだ 
 
よそのチームも 老若男女がそれぞれのペースで頑張る
若い子は勢い良くて どんどん抜かれちゃうけど
しょうがないよね
 
遠くの角から 我がチームの蛍光イエローのシャツが返ってくるの見ると
胸アツ!