(以下、本当~に職場であった出来事です)


それは、昨日の職場の閉店まぎわの事でした。

一人のお客さまが来られて、お持ち帰り用のセットを注文されました。
私は厨房の片づけにかかっていたので、バイトの男の子が注文を受け、もうレジを閉める時間だったので先にお会計を頂き、「少々お待ちください」と、椅子で待って頂いてました。

店長が商品を作り、そのまま店長がお客さまに渡しに行きました。

店長「あれ?お客さまどこ?」

は?

バイト君「え?そこの椅子に…あれっ?」

お客さま、いらっしゃいません。
トイレでもありません。

店長、バイト君に「どんな人だった?」
バイト君「白髪のおじいさんですよ!そこに軽トラ乗ってきて停めてあり…え?軽トラもない!?

お会計いただいてるし、商品を渡してないんだから、食い逃げではありません。
もしかして、軽い認知症のある方だったのでは…と、私は思ったのです。

今朝、そのことを親に話すと、父が
「心残りがあったんじゃないか?」と。

??

「死んじゃったばかりの人だろうよ。死ぬ前にご馳走が食べたいなあ、とずっと思ってて、忘れられなかったんだろうよ」と、真顔で。

つまり、
あのお客さまは、
すでに、
この世の方ではなかった、と…?

まあ、亡くなる前は殆どの方が口から食物を摂取することは出来ませんものね。

その話を今日、バイト君に話したら、やや引きつってショック!いました。
そりゃそうだあせる

「いや~、うちの父は真顔で冗談言う人だからニコニコ」と、とりつくろってはみたのですが。

ま、とりあえず、
「これがお盆だったら、シャレにならないね~ニコニコあせる」ということで、その話は終わらせました。


当店、お盆には要注意、
とφ(.. )メモメモ

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