本日2月17日の夜10:00~、
NHK・BSプレミアムで「ペコロス、母に合いに行く」というドラマがあります。
ぜひオススメします。
その原作がこれ↓です。
かなり有名になりましたが。

「62歳の漫画家が描く、認知症の母との可笑しくも切ない日々」と帯にあるそのままの内容なのですが、
私はこれまで、こんなにも読み終わるまで時間が掛かった本はありません。

数ページ読んでは
「あ、ダメだこりゃ」
気を取り直して、また数ページ読んでは
「とりあえずお茶でも…」そしてまた読んでは
「…明日にしよう」


決して難しい本ではありません。
やさしいタッチの四コマ漫画です。
では何故か?


…泣いてしまうんです…


涙ボロボロになって、読み進めないんですあせる

ゆっくりと老いて忘れていく母の介護の様子を、悲惨にではなく、苦しさをあらわにするでもなく、
ただ静かに、時にコミカルに描いてあります。

それがとてもとても、切ないんです。心に染みるのです。
力不足でうまく表現できないのですが。

今現在、私の母はまだ平気ですが、いつ何時そうなるかもしれず、
それを思うとはっきり言って気が重いですが、
平気な今を大事にしないと、と思わせます。

そして、5分後にはケンカしてたりするんですよね~ガーン
しかたがないさ、にんげんだもの。


「さっき、父ちゃんば訪ねて来なったばい
なあユウイチ
私がボケたけん
父ちゃんが
現われたとなら
ボケるとも
悪か事ばかりじゃ
なかかもしれん」

(本文・帯より)

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