Ⅱ-2  3 : 光の予言

虹の力を持つものが 本当の力に目覚めたならば その者真の虹の使い手となるだろう
真の使い手なるもの 闇の世界へ迷い込まぬよう 注意すべし
光の力を持つ者よ 虹の力を持つものが闇の地へ行かぬよう 見守るべし
そなたの使命果たされるとき 虹 光の力を持つ者は 伝説になを残すだろう

しかし 光が闇に転じたとき そなたの使命果たすことできぬ
仲間を信用すべし
彼ら 彼女らとならば そんな試練でも乗り越えられるだろう

≪っ――!!≫
(お・・・わった?まさか、な。)
「優也君、おはよう。なんか唸ってたけど、大丈夫?」
≪大丈夫だ。心配いらない。≫
「なら、いいんだけど。」
(・・・いきなり長くなったようね気が、する。)
今までは少しずつ、少しずつ長くなってきた”夢”の内容が、今日いきなり長くなった。今までなら、暗記することも可能だったが、今の優也では、不可能だ。
(何かに書いてあかなければ・・・。)
しかし、優也は今ペンダントの中。身体がなければ、手も足もない状態だ。
(黎奈に、頼むしかない、か・・・。)
≪黎奈。≫
優也が黎奈を呼び止める。
【ドサ!!】黎奈は、授業道具の確認をしていたらしく、優也に呼び止められた瞬間、教科書やノートを落としてしまった。
「あ・・・。」 ≪あ・・・・。≫
なんてタイミングが悪いんだろう。優也は少し反省しつつ―。
≪取り込み中すまんない。今、僕が言うことをすべて紙に写してくれないか?≫
「わかった。」
黎奈は、紙を準備して、優也が言ったことを書き写す。
そんな間にも、時間は刻々と過ぎていき―――。



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