【 3.11は男社会の終焉、女社会の新時代到来を予感します 】


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全てが男尊女卑の思想によって貫かれている差別社会が、今まさに


壊れようとしています。何千年と続いて来たであろう差別社会の正体とは、


一体如何なるものだったのでしょうか。力による支配の論理、差別から


なる分断支配、そのための武器と法と秩序。男は女よりも偉いんだ、


その中でも更にエリートはもっと偉いのだと。そのようにして出来上がっ


た国が、一体どのようなものになったのでしょう。徹底した差別・格差社会。


全てが特権階級だけのために存在する国家としての仕組み。


その特権階級になるために営々と行われてきた差別助長教育、


更には家畜国民養成教育。


これこそが幸せになるための唯一の道だと信じ込まされて来ました。


その結果、出来上がったものと云えば、この小さな島国に55発もの

原子力発電所。 霞ヶ関特権階級による超巨大天下り天国の完成。


利権政治屋が縦横無尽に闊歩する、まさに売国天国。


学校では、より強い社会人になるために虐めが予行演習として繰り返され、


社会に出てみれば、仕事という御旗の名目のもとに平然と陰湿な虐待が


行われ続けています。そして、毎年10万人にも及ぶであろう悲しみの自殺


者たちの累々とした屍の墓標が彼方に見えるのです。


犬や猫などは、人間の都合だけで、毎年、数十万匹もなぶり殺しにされる。


まさに力と権威からなる経済の論理が至高のものであるとの宗教を打ち


立てました。その前では、尊い人の命や動物の命などはゴミ屑同然のもの


にしか過ぎません。またそのようにして、美しい日本の大自然の森や川、


そして海などが毎年、環境破壊されて来たのです。


しかし、ほとんどの国民は、それらに一切のフタをして、自分の損か得か


だけの思考回路で何事も無いかのように、平然と笑いながら日々を暮らし


ている有様です。



このような悲惨な現実の中、311がドカンと来てしまいました。


やはり来るべきものが来てしまったというのが偽らざる正直な感想です。


そんな中でも、今も尚、狂った政治は続いているようです。


アメリカドルを支えるためだけに40兆円もの莫大なお金がドル買いのため


に使われました。こんな紙屑になるのが分かっているものに、国民のお金が


ドブに捨てられるのです。


もし、このお金があったら、福島県民全てを経済的に救う事が可能です。


とことん狂っていますね、この日本という国は。


全ての福島県民を救えるだけのお金を、その為に使わずに、明日紙屑に


なるだろうと分かっているドルを狂ったように買って、アメリカ様のために


尽くしているのです。福島県民の尊い命の尊厳などは、まさにゴミ屑同然


の扱いを受けています。しかし同時に、それに対して何の問題意識も怒り


さえも示さない国民の意識が、そこにはあります。


あまりにも悲惨で悲しすぎる現実しか見えません。



思考→言葉→行動・・・というのが現実を生じさせるプロセスですが、


この中の思考の部分が完全に汚染され、ボロボロの腐りきった状態に


なってしまっています。


しかし、これを変化させるには、たった一つだけ方法があります。


男尊女卑の宗教によって汚染されてしまった思考回路を捨て去ることです。


思考パラダイムを逆転させる事です。



内なる心の声→即、行動


これは実に簡単な事でもあり、また大変難しい事でもあります。


分かりやすく説明しますと、心に感じたままを即、行動に移すという一点に


尽きます。電車やバスの中で、妊婦の方が身重で立っていた時、席を譲っ


てあげたいと心に感じたら、即、行動に移すのです。自分の目の前で、


困っている人がいて、助けたいと感じたら、考える前に行動に移すのです。


目の前で、犬や猫が殺されようとしていたら、『ヤメテ』と声を上げるのです。


目の前で、虐めが行われていたら、『止めて下さい』と声を上げるのです。


今から死のうとしている人がいたら、『お願いだから、死なないで』と、


心からの声をあげるのです。


思考というものは、損得などの計算が主になります。


これは電卓に置き換えられます。


心というのは、まさにスーパーコンピューター。


今からは、このスーパーコンピューターを駆使しましょう。


考えるのではなく、感じた心を最も大切にするという事と、そして


即行動に移すというとってもシンプルな行為を意味します。


恐らく、これが唯一、今からの日本を救うヒントになると考えています。


ところが、今言ったような事を既に行動に移している人たちが多く出て来


ました。その中でも、顕著に見られるのはやはり女性たちの動きです。


今最大の問題になっている原発に対して、反旗のノロシを上げたのです。


経済産業省前の女たちの座り込みは、ただ単なるデモンストレーション


では無いと思います。


これからの新時代を大きく切り開いていく突破口ともいうべきもの。


そして、私のブログにも参加表明された方が、次々と現れて来ています。


そのいずれの人も女性の方々です。


何かが、少しづつ動き始めているのを予感しています。


どういう訳か、ここ半年の私のブログへの読者登録なども圧倒的に女性の


方が多いです。


そして最近のコメントを寄せてくれる人も、やはり女性の方が多くなりました。


もしかしたら、この女性たちが、今からの日本を立て直す原動力になるの


かもしれないと感じ始めています。


男たちが権威と力を振りかざして営々と造り上げて来た


経済という名の宗教 で塗り固められた偽りの国家は、


いずれ滅びの道を歩むことになると考えられます。


ただ、早いか遅いかの時間の問題のように思います。


これに引導を渡すのは、真に勇気ある多くの女性たちなのでしょうか。


しかしこれも、何かの因縁といいますか、自然の流れなのでしょう。


最早ここまでの罪深き男社会は、滅ぶべきなのかもしれません。


男社会が終焉し、女社会の新時代が到来するのを予感しています。





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