仕事 音楽=指揮 との両立を続けていたが


次第に難しくなってきた。


悩んだ末に自分の天職だと思っていた 音楽=指揮


をやめることにした。


最後のコンサ-トのアンコ-ルの時あいさつをした。


「このコンサ-トを最後に私 音楽活動を終わります」


みんなの反応は冗談でしょうといった感じだった。


「これからは地球環境の保全活動に全力で取り組みます。


いつかどこかでお会いできるかもしれません。


もし地球が大丈夫になれば カムバックし ・・・・


ベ-ト-ベンの 『 歓喜の歌 』 を


もし地球がダメになれば 最後にチャイコフスキ-の


『 悲愴 』  ベ-ト-ベンの 『 運命 』 を


演奏させていただきたいと思います」


みんな真剣になり アンコ-ルのシベリウス作曲


「フィンランディア」 は演奏者もお客様も


私も涙の演奏だった。


・・・・ 会社をやめる へと続く