今日は春らしい素晴らしいお天気と陽気になりました
年長さんの子どもたちをつれて、今日は福岡市動物愛護管理センター「あにまるぽーと」に出かけてまいりました
昨年度までは福岡市動物愛護管理センター職員の方々が ハローアニマル という出張教室を開催して下さり、センターに収容された犬の中から適切にしつけされたスタッフ犬と一緒に、幼稚園に来て子どもたちに「命の大切さ」を伝えてくれていたわけなんですが、福岡市の方針転換により、平成28年度よりこの活動が小学生以上になって幼稚園には来ていただけなくなってしまいました
当園としては、子どもたちに「命の大切さ」を感じさせるとても大切な位置づけの活動だっただけに、センターに相談したところ、来ていただいたら受け入れて頂けることを知り、本日行かせていただくことになったわけです
この事業の担当者でもある今井さんより、まず今日の内容のお話をしていただき、センター所長の椿本さんからもお話をいただきました
さすがもうすぐ小学生といった感じで挨拶もよくできていましたし、何よりお話がよく聞けていて、しっかり聞く力が育っていました
その後、動物愛護団体「チャイルド・オブ・アース」➡http://www.mothersdogs.com/child_ob_earth/index.html
今日は(マザーズドックス㈱http://www.mothersdogs.com/ )のスタッフの方々が来て下さり、子どもたちに紙芝居「ちぃちゃんとプーちゃん」を読んでくださいました
話の内容は、先々食肉にされるちっちゃな子豚(プーちゃん)をお父さんと”お別れすることを約束”に6か月間ちぃちゃんが育て、大きくなったプーちゃんが食肉にされていくためにお別れする内容
そのストーリーから、人間が生きていくうえでの宿命ともいうべき”ほかの生き物を食べる”ということに触れ、食べ物への感謝を持って「いただく」ことを伝えていきます・・・
プーちゃんがトラックに載せられお別れするシーンの時は、数人の子どもたちが泣きそうになりながら観ていましたね・・・
その後、スタッフの方々から犬の気持ちを考えることから、犬とのふれあい方を教えて頂き、本物の犬とのふれあいに移行・・・
スタッフの方々から犬とのふれあい方の順序を教わり、いよいよ実践
子どもたち、あっという間にワンちゃんたちと仲良しになっていました
最後にワンちゃんたちと記念写真をパチリ
ワンちゃんを触ったときのぬくもりに子どもたちは「命・生きている」ということをしっかり感じていたようです
この「ハローアニマル」という事業、福岡市の方針で幼稚園には来ていただけなくなりました・・・、私率直に思うのですが、小学校に上がる前の子どもたちほど「こうした体験をさせる必要があるのでは・・・」と思っています
なぜなら「幼児期は人格形成の基礎を培う重要な時期」だからです・・・
この時期にしっかり「命」と向き合わせておくことは、将来「命」を大切にできる人(大人)に育っていくことに繋がるのではないでしょうか・・・
福岡市がまた、幼稚園や保育園の子どもたちにこうした事業を通して子どもたちに「命」の大切さを伝えて下さることを願います・・・
福岡市動物愛護管理センターの所長はじめスタッフの皆様、本日は貴重なお時間をありがとうございました