人は1人ひとりにそれぞれの悲しみがあります。


何年か前

生まれてから現在に至るまでの悲しみを

見つめて書き出しました。


子どもの頃の悲しみを

思い出すことは

閉じた蓋を開けたり緩めたりする為

苦しいことの方が多いです。


幼少期の悲しみは

あの時終えることができた…

と思っていたんですが

今再び生まれてから

現在に至るまでの悲しみ

を見つめる時がきたようです。


きっと再び見つめさせてもらうことで

当時は見ることのできなかったものを

見つけられるチャンスを頂いているのだと

思います。


握ったものを

新たな持ち方で握り返すことに

なるのかもしれません。


それから子どもの頃の悲しみを

話す機会を与えて頂きました。


ノートに書き出すことも

自分の思いに気づくことができ

スッキリするのですが

“聴いてくれる誰かがいる”

ということは

ずっと自分の中に在ったものが

現実的に外へ出て

心がスッと整理されるもの

だと知ることができました。


同時に誰かに聴いて頂けるということは

大きな癒しを与えられることなのだ

と感じられました。