瞬間しかない時間のせいで
とくべつなものも
そうでないものも混ざり合わせて
極彩色の化学反応を起こしてる
ことばの裏も表も食べちゃう
床に散らばるスターシャワーの残骸は
キラキラと輝き続け
夜にはならないまま
置き忘れような身体のなかの惑星に
大忙しのオーロラはうつすよ
泡にはじけたコーラを未来のように
液晶画面には東方MMD「貧乏神の洗濯屋」が流れてる
落語をオマージュした素晴らしい作品
アンドレブルトンより
トリスタンツァラのほうがずっと
生きるのに向いてないからぼくはすき
静かな雨がドアからまたドアへ
大量生産された価値観をフライパンで
バターといっしょに溶かしましょう
醜悪な心のプリズムのひとつひとつに
意味はあるの?意味なんてないよ
意味なんてないほうがずっとすてきだ