こんにちは。

さちきちです。

 

好きな物はどんな人にでもあると思いますが、なぜそれを好きと感じるのかと言われても心地よく感じるから、つまり肯定的な快の感情をそれに対して持つからであって、そういった感情を抱く理由を説明することは困難だと思います。それでも強いて説明するならば、好きと感じる物は良い記憶と結びついているからかもしれません。

私の場合、散歩とコーヒーが大好きですがそれらは過去の気分が良くなった記憶と結びついているのだと思います。

 

これは赤ちゃんにも言えるのでしょうか。あられはシートベルトが大好きで、ストローラーやハイチェアに座らせる度に夢中でいじっています。何が楽しいのか全く理解できませんが、あられの記憶の中にもシートベルトが楽しかった良い記憶があるのかもと思うのです。もしそうだとしたら1歳1ヶ月で言葉も話せないのにきちんと記憶は残っているものだと感心しますし、その記憶をもとに日々新しいことを学び続けているように感じます。

 

私は常々思っていたのですが、なぜ小さい子供の頃にいろんな場所に旅行に連れて行く親がいるのだろうと。小さい頃の記憶は残らないのだからお金の無駄だし親の自己満だろうと。でも先ほどの話を踏まえるとそれは見当違いかもしれません。確かに子供の頃の記憶は短期間で失われますが、記憶できる期間が重要なのではなく、それを活かして新たな発見や興味を得て成長し続けることこそ記憶の本質なのではないでしょうか。

 

長くなりましたが、そんなわけであられは日々記憶し成長しております。