まるで小豆のような、紫色のとうもろこしを見つけた。
「大和ルージュ」という銘柄のとうもろこし。
奈良県の農園で品種が開発され、現在は各地で栽培されるようになっているようだ。
私の入手したものは長野県産であった。

ひげも芯も紫色。コーンの実も紫色だが、実の中心は黄色い。
茹でてしまうと、アントシアニンの色が水に溶け出してしまうらしい。
皮つきのままレンチンして食べてみる。
プリプリした実。
抗酸化力に秀でたアントシアニンの味わいを感じる。
あともう1本あるので、赤飯のように炊き上がるという、とうもろこしご飯を炊いてみたいと思っている。