6月末の結婚記念日。
毎年この時期になると、夫と二人でどこかへ旅に出る。
もうこれは、
「日々を丁寧に暮らすため」ではなく、
“この数日のために一年を耐え抜いている”
と言ったほうが正しい気がする。
昨年は北海道へ。
「7月の北海道なら涼しいでしょ〜」
と思っての北海道。
着いてびっくり。
まさかの30℃超え。
しかも札幌、冷房がない![]()
ホテルに戻っても、
「外より少しマシ」レベル。
避暑のつもりが、
ただの“暑さの遠征”だった。
(何度も言うが、私は暑いのがホント苦手)
その前に行った沖縄のほうが、
よほど快適だったという皮肉。
沖縄って、暑い前提で街も建物も作られているから、案外ちゃんとしてる。
人間も同じよね。
「無理です」が前提のほうが、意外と生きやすい。
今年はまた沖縄にしようかと企んでいる。
石垣島もよかったし、宮古島の海なんて、
「もう人生これでよくない?」って気分になる。
首里城にも行きたかったけれど、まだ修復中とのこと。
でも、ああいうのを見ると、妙に励まされる。
人も城も、壊れたあとに
時間をかけて立て直すんだなぁと思う。
それに、あのおもちゃ箱をひっくり返したみたいな
アメリカンビレッジ。
あの雑多で陽気な感じ、好きなのよね。
60代になると、
「映え」より「座れる」が大事になってくるのだけれど。
で、結局まだ決まっていない。
北海道にする?
沖縄に戻る?
いや、もう近場で温泉でもいいのでは?
…と、毎晩夫婦で会議している。
たぶん旅行って、
“行く瞬間”より、
「あーでもない、こーでもない」って言ってる時がいちばん楽しい。
そして予約が完了した瞬間から、
今度は体力と気圧の心配が始まる。
60代、夢だけでは旅に出られない。
まずは、足腰と胃腸との相談である。




