続 座頭市物語
大映京都/72分

★★

1962年(昭37)4月18日公開<モノクロ・ワイド>    
脚本  犬塚稔    監督  森一生 撮影 本多省三    音楽 斎藤一郎 原作-子母沢寛
出演-勝新太郎・城健三郎・水谷良重・万里昌代・柳永二郎・沢村宗之助・中村豊
 

4月に公開された「座頭市物語」の半年後の続編。      
脚本犬塚稔は同じだが監督が三隅研次から森一生に変わっている。


前作、市を街道で待つ姿でラストとなった万里昌代や親分の柳永二郎も再び出演している。
しかし完成度はかなり落ちる。勝新の居合抜きは目にも留まらぬ速さで素晴らしいが、実兄である城健三郎(若山富三郎)の描き方が中途半端。

 

特にラスト近くの兄弟殺陣で、兄に刺さった刀はいつからそこにあったのか・・・現場での撮影の不手際か、編集がマズイのか・・・。


兄の死に際の演出も、またそれに続くラストの唐突な終わり方も成功しているとは言えない。

 

以下Wikiより転載

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『続・座頭市物語』は、1962年の日本映画。勝新太郎の代表作、座頭市シリーズの第2作。

概要
前作のヒットによりただちに製作された続編。監督は『不知火検校』を撮った森一生。勝新太郎の兄で東映から大映に移籍してきたばかりの城健三朗(若山富三郎・大映移籍に伴い芸名変更)が映画の中でも市の兄・与四郎を演じている。