工具にナットクラッカー(ブレイカー)と言う物が有ります。
固着したボルト・ナットのナット側に使い、固着したりサビで痩せたナットを割って、外してしまおうって代物です。(当然ナットは再利用出来ません)
どうにもならない時に、ベビーサンダーで切り落とす事が多いのですが、火気厳禁の時はナットブレイカーしか対処できなかったりします。
右上の丸の中にナットを入れ、真ん中のタガネを締め込む事で壊します。
胡桃など、硬いナッツの殻割りのために使います。
ナットクラッカーでは無く、ナッツクラッカーと呼ばれる事もあります。
腎臓の静脈が動脈の圧迫によって、狭窄を起こす事が有ります。
この時の血管や腎臓の形が、調理器具のナットクラッカーに似てることから、ナットクラッカー症候群と呼ばれます。
読みは同じナットクラッカー…
ですが、工具屋・調理器具店・病院と、シチュエーションが変わると、意味が変わってくる。
興味深いですよね。

