今日何きっかけだか忘れたが、メルペイの話になった。


メルカリの決算サービスメルペイ。

メルカリ内だけでなく、バーチャルカード(カード媒体の無いWEB上のクレジットカードの様な物)としてWEB上での電子決済や、実店舗でのID決済やバーコード決済に使える結構便利な物です。

よく知らなかったのですが、限度額が細かく上下するらしく、先月まで10万が限度額だったのに今月から3万になってた…とか、限度額が5万から一向に上がらないとか…

そんな事があるそうです。


そんなメルペイですが、所長は存在を知らず、俺はと言えば「結構便利だよね、よく使うよ。」と話すと、限度額いくら?と聞かれ、確認してみたら30万になってた。

すると信玄ちゃんや他の若手から何で?!って話に。

『そんなに限度額上がらないよ!何が違うの?そんなにメルカリ使う?』と聞かれ、「いや全然…」そう答えると不思議がられたので、金融機関への信用の作り方をちょっと話してみた。


金融機関への信用の作り方



銀行系(信金やJAバンクの様な物)


少額で良いから定期を作る、10,000円でも良いので定期を作るのは大事。

コンスタントに入金出来るって事を重視する。

クレジットカードの利用は控える。(不履行が無くても債務がある事を嫌います)

同様にアコムだとかの銀行系キャッシングも、銀行が提携してるが債務がある事を嫌います。

コンスタントに入金ができる事を計画性が有ると受け止め易く、理由の分からぬ債務を嫌う傾向が強い。

カーローンくらいなら兎も角、クレジット系の債務(特にキャッシング)が有ると、ある程度の収入が有っても住宅ローンとか通り難くなる。



信販系・クレジットカード


リボを使わず、翌月に決済を済ませると信用を作りやすい。

メルペイの様な入金処理も自分で行う場合は、入金処理可能になったら(メルペイだと1日確定で末日までとか期限があったりします)即入金って癖を持つと良い。

本来金利で稼ぐ筈だが(メルペイだとリボを使わず決済だと金利0円)、メルペイ側の利益に成らなくても、すぐに支払える体制である事を評価される。

利用目的は特に関係無い傾向にある。

私なんかはヨドバシやAmazon、ドラッグストアやコンビニのID決済と、主に生活費での支払いに使っている。

仮に月に2万円程、ドラッグストアやコンビニで現金払いしていたとして、本来現金で払っていた物がIDやバーコードなどでの仮払で月纏めになっただけ。

生活費と言う意味では何も変わらぬ迂回払いの様な物だが、月に数万円をコンスタントに使い、締日に即入金してくるって事が、安定してる顧客と評価せる事と、仮にコンスタントに月に3万円だとしたら、月に3万円程度のリボ払いは大丈夫でしょっと、判断される。

キャッシングは嫌われる傾向にある。



サラ金系


私自身サラ金系の利用経験は無いのだが、いわゆる街金で働いてる人に聞いた事が有る話だと、信販系と同じで完済を繰り返す人の方が信用を作りやすい。(金利で益を上げるのは同じなので、商売としては支払いが長期になる方がおいしい。)

例えば5万借りて2ヶ月程で完済、3〜4ヶ月空けて同じ事を繰り返すと信用を作りやすい。

ちゃんと返済しきれる人ってのが安心感に繋がる。

信販系が生活費(量販店やコンビニなど)が利用目的でも信用が作れることに対して、サラ金系は生活費が利用目的で有る事を嫌う。

生活費が利用目的で有る場合、生活苦で有る事を窺い知る事が出来て、返済が出来るのか疑問に思うから。

金にだらしない印象が有るが、突発的な友好費が利用目的に有る方が好かれる傾向にある。



と…

そんな事を話していたら、所長が凄く驚いていた。

私自身知らなかったのだが、所長は35歳まで信販系の金融を生業にしていて、経理的な事からスカウトに近い形で今の会社に移ってきていたのです。


所長いわく…

「いやぁ…お前凄いな…概ねお前の言う通りだよ。」

「時々思うんだけどさ…お前どんな育ち方って言うか、人生経験踏んで来たら、そんな知恵付けてくるんだ?」



まぁね…色々あるからねぇ…