機体解説&プレイヤー


機体そのものは既存のF91アップデート版。
主にバイオセンサーの強化を促した機体で、基本構造はシーブック・アノーの使用した機体と大差無い。
外観はF91の色替えにも見える。
白→ガングレーメタル
青→シルバー
赤→メタルグリーン
黄→シルバー
関節部→変更無し
白・青のreペイント部は、更にスモークをオーバーコートし、全体に深みが有る。
これは西暦2020年台の日本の車メーカー、マツダの[匠塗 TAKUMINURI]ソウルレッドクリスタルメタリックの技法を模したもので、前コンペ2ndビルダー シュウ中尉 の影響を受けた物なのは、想像に容易い。
更にオリジナルデカールの上にクリアコートする事で、モチーフの蝿の印象のギラギラ感を演出している。

追加武装として現時点では公開されないが、V・S・B・R(ヴェスパー)の技術転用した専用試作武装M-V・S・B・Rを持つ。
バイオセンサー利用を前提とする武装の為、武装から本体へ別途バイオセンサーリンクケーブルを繋げる。
一見してエネルギーチューブと見えるそれは、胸部のバルカンの片側をオミットしリンクケーブルの受けとしている。
露出するケーブルは可動域の妨げや、それ自体が弱点となるが、より高速かつ大容量の情報リンクを可能とする事で、超精密攻撃や従来のヴェスパーよりも細かいセッティングが戦闘時に可能な為、純正でのヴェスパーでなし得なかった、本来の性能を引き出す為のチューンナップを可能としている。

残りの胸部バルカンも武装はコンバート、サーチライトやフラッシュ、熱射線発生装置に使える大容量ライトとしている。
これはUC0079当時のジオン軍重モビルスーツMS-09ドムの技術転用で、有視界戦闘が前提のMS戦にて目眩しは、近接戦にて想定以上の効果を上げる。

完全解放時の質量を保った分身、恐ろしくクイックな機動は、一度取り憑かれると本体を確認する事も困難な程、敵機の周囲を残像を保って動き回り、目眩し効果などの影響により、対峙したプレイヤーは一機のはずの敵が中隊(9機)にも感じたと言わせる物である。

口汚いプレイヤーからは、「あれは…うん…蝿だよ!銀蝿!クソうぜぇ!ったらありゃしねぇ!」そう陰口を叩かれる程である。


プレイヤー

蟇・愚生(バ・オウ)
アジア系某国の生まれ。
スラムで生まれ育ち大会の賞金稼ぎだけを良しとする、ガンプラバトルをビジネスとしか受け止めないビルダー兼プレイヤー。
勝つ事が全てを心情とし、また弱者に当たった時は、徹底した精神攻撃の様な揶揄いを楽しむ、金銭観念以外は大人になりきれないプレイヤー。
それでいて過去の上位入賞者をリスペクトするなど、無いものねだりを繰り返して足掻く、心の弱い面を多大に持つ姿が垣間見える。

プレイヤーの名前は捨て子で有ったので施設で付けられた名(ナンバリングで呼ばれ46から四郎)に嫌気がさし、日本で言う中学生当時に捨てられていて読んだ日本のコミック、孔雀王に出て来る[馬王族](ばおうぞく)(馬は、正しくは馬偏に〆が縦に2つ)からとり、自らを[蟇の如く醜く愚かな生まれ]と名乗る。


コンセプトや設定を先走り公表。
イメージも自分の中で固まったし。
始めっか!