最近久々に「コレ…一生使えるんじゃね?と思わせてくれたのが、

ここ数年ノリにノッてる感のあるCHICCA(キッカ)のコスメ達。

 

まだまだ世間的にはマイナーながらも、一応カネボウ系列で安心の日本メーカー。

CHICCAとは「カワイイ!」を意味する、イタリア・ミラノの言葉らしい。

お恥ずかしい話ながら、CHICCA(ッカ)だと思っていた。

そもそもメイクアップアーティストでブランドクリエイターの吉川(よしかわ)康雄氏を、

吉川(きっかわ)さんだと勘違いしていた。

つまり、私の中ではRMK → ルミコ的なノリで、

吉川(きっわ) → KIKKAWA → KIKKA........CHICCA!!!!!!!!!

…的な、やけに安易にネーミングされたブランドネームなのだとなぁ思っていた。

大変申し訳ございませんでした。

 

そんな話はさておき、このブランド、メイクアップアーティスト監修というだけあって、

従来の固定観念を覆すような、とにかく革新的なアイテムが多い。

 

吉川さんの著書「生まれつき美人に見せる」(別名:洗脳本聖書)を読めば、

商品名は挙がっていないものの、各アイテムの理論やこだわりがよく分かる。

吉川さんの美的感覚が自分自身の求める理想像にマッチするようであれば、

迷うことなくCHICCAのコスメをお勧めする。(一度著書を立ち読みしてみると良いです)

彼の提案するメイクは、いわば「究極のナチュラルメイク」

逆に「作り物のように一点の曇りもない完璧なマット肌」や、

敢えて人工的な華やかさ・メイク感を出したいには極めて不向きなブランド。

 

前置きもほどほどに、商品を紹介していきます。

まず、CHICCAのベースメイクアイテムを一式揃えるとこうなる↓

ファンデ・スポンジが2個あるのは、ひとつは旧製品、もうひとつは9/7発売の新製品。

後ほど順を追ってご紹介します。

 

まず、プリスフル デイクリーム

メイク前専用美容液という、他ではあまり見られないアイテム。

 

朝起きて、顔を洗って。

その次に塗るものって、実はその後にのせていくメイクの仕上がりに大きく影響すると思う。

 

私は乾燥肌ながらも、メイク前にこってりめのスキンケアをすることに抵抗があって。

いつも無難な保湿化粧水だけで済ませるが、やはりこれだけでは保湿力が夜までもたない。

そんな私にとって、これは買わずにはいられないアイテムだった…。

 

▼ 以下、オフィシャル引用 ▼

うるおいをキープしながら肌表面には余計なクリーム感を残さない、
メイクが決まる肌状態に整えます。
保湿成分CHコンプレッソ配合。日中の肌を乾燥から守ります。
ローズオブサフランの香りに包まれながら、肌は本来の艶やかさへ。

▲ 引用ここまで ▲

 

これを塗るとたちまち肌がするんっと整って、ふっくらみずみずしい見た目に。

「よっしゃ!ファンデ、いつでも来いやー!」

スタンバイ状態になる。

クリームというより濃厚なジェル?たしかに油膜感がなくて軽い

なのにうるおいは内側にしっかり閉じ込められているような安心感がある。

 

次。ラヴィッシンググロウ メイクアップベース シマー

チューブ状のパケに入った白いベース。塗ると完全にクリア。ラメやパールは入っていない。

正直、コレ塗る意味あるの?ってぐらい軽い。スキンケアアイテムのようなテクスチャー。

私は乾燥対策でシマーの方を選んだけれど、フレッシュというさらに軽めのタイプもある。

シマーでこれなら、フレッシュなんていよいよ存在感皆無なのではなかろうか…

 

デイクリームを塗った状態↓

その後、メイクアップベースを塗った状態↓

ピグメントが一切入っていないので見た目の変化はないけれど、

きっと保湿効果的な面や、次にのせるファンデの密着力UP的な面で効果があるのだろう…。

(と、信じたい。デイクリームを省けば効果がわかるのかな)

 

次。ラディアントライト

↓伸ば~す。↓

コンシーラーというほどのカバー力は無く、目元に仕込む用ハイライターという感じ。

公式サイトには「自然な仕上がりのコントロールカラー」との記載が。

たしかに「ファンデの前に仕込む」というオフィシャル推奨の手順的にはそうなるのか…。

YSL ラディアントタッチゲラン プレシャスライト、Dior スキンフラッシュ(終売?)のような

筆ペンタイプのコンシーラーによくある、するする伸びるタイプのリキッド状。

透明感あり・顔料感無し。液色はかなり明るいけれど、実際の肌色にはほとんど影響しない。

なのになぜか、目周りのくすみが取っ払われる。

そして夜になっても全くヨレてこない。まさに縁の下の力持ち。

 

次。いよいよファンデ。新旧各製品の比較を交えつつご紹介。

左(旧製品) : ラヴィッシンググロウ ソリッドファンデーション(製品入替により終売?)

右(新製品) : フローレスグロウ ソリッドファンデーション

※とにかくケースが高い(¥3,240-)ので、今後移し替えて使う予定につきお見苦しい点はご容赦ください。

 

▼ 以下、オフィシャル引用 ▼

優れたカバー力。なのに薄膜。
素肌以上の素肌美へ、“オイルシール”ファンデーション。

こだわったのは、人の肌に限りなく近い“素肌美”の質感。
優れたカバー力がありながら、艶や透明感を損なわない仕上がり...。
まるで肌そのものが生まれ変わったような、美しい艶肌を感じていただけるソリッドファンデーションです。

その秘密は、“オイルシール”設計。
密着力の高いオイルによる“極薄の膜”で肌をコーティングすることで、均一で美しい仕上がりに。

気になる肌悩みをカバーしながらも、時間がたってもくすまず、つけたての素肌美が持続します。

▲ 引用ここまで ▲

 

“疑似肌”を形成する」というCHICCAのファンデ、まさに革命

そもそも旧作のラヴィッシンググロウの時点で感動をおぼえた。何コレ!?と。

 

吉川さんの「粉感は全く目に見えないのに、カバー力はある」「究極の素肌感」

「隠したいところは容赦なく重ねてOK、だってこのファンデなら厚塗りにならないから」

「パウダーをかけた後からでもさらにこのファンデを重ねてお直しOK、綺麗に馴染む」

等、常識の範囲を逸脱した数々のマジかよ?(^_^)発言も、全部マジだった。

 

新旧どちらも専用のスポンジでステンシル(古っ)の如く、ひたすら「スタンプ塗り」していく。

 

適当にポンポンした。

鏡を見た。

綾瀬はるかがそこにいた。(※肌だけ)

 

ツヤ肌ってこういうことかーーー!!と。

パールやラメを仕込んで造った見せかけのツヤ肌とは雲泥の差。

重ねても重ねても、ザ・素肌。ものすごい透明感と、違和感のない健康的なツヤ。

限りなく鮮度の高い“生”の肌。何度鏡に映る自分の肌に見とれたことか…。

 

そんなCHICCAのソリッドファンデがこの秋さらなる進化を遂げるというので、

それはもう首を長ーーーくして待ちわびた。首もげるぐらい長ーーーーくして待った。

 

以下、新旧比較。まず色味スウォッチ。色はどちらも一番明るいニュートラルベージュ 00。

固体を見たとき「あれっ?前のより濃くなってる?」と思ったけれど、

実際に肌にのると色味はほぼ変化なし。

CHICCAはカネボウ系特有の黄色寄りの色出しなので、個人的には実に相性が良い。

Dior等の外資系でいう黄色寄りの色番=CHICCA等のカネボウ系でいう中間色。

黄白モヤシ歓喜。逆に、ピンクっぽい色白さんだと色選びに苦労しそう…。

 

ここでまたひとつ、吉川理論。

ファンデはデコルテの色と合わせるべし。

これ、非常に一理あると思うのです。

一般的に多くのブランドではファンデをフェイスラインや首の色と合わせがちなのですが、

究極のナチュラルさを追究し、「違和感」を忌み嫌う吉川さん的には、とにかくこの

「顔だけ白くて浮いて見える」状態だけは、何としても避けるべきだと。

どんなに徹底的にナチュラルさにこだわって小細工し尽くしても、

色味が浮いてしまえばそれだけで一気に「人工感」を醸してしまい、すべて水の泡なのです。

 

で、肝心の使用感の違いですが、

正直、新旧それぞれの仕上がりは、それほどまでに劇的に大差があるわけではないです。

というのも、従来製品の完成度が高すぎ、もはや

現代の人間の科学力ではこれを超えるものなんて開発できないんじゃない?

…という域にまで達しており、自ら超えられない壁をつくってしまっているから。

従来品でも充分満足しきっていたし「もう一生コレでいい」という心づもりだったのですが、

今回の新製品は「オイルシール処方」というだけあって、長時間保湿という点では

従来品より優れています。

特記すべきは…スキンケア効果がものすごい。

帰宅後メイクを落とさぬままうっかりうたた寝してしまっても肌疲れゼロ。

BBクリームの類の比じゃない!むしろ肌が元気になってる!

「使い続けるほどに肌が綺麗になるという研究結果」にも確信。マジだ。

 

ちなみに今回、このソリッドファンデ専用ツールも地味にリニューアル。

ソリッドファンデーション スポンジ

塗布面積が微妙に広くなった。

底辺をご覧いただくとお察しいただけるだろうか…

ほんのすこーし、微妙ーーにキメが荒くなっています。コレ、改悪じゃない…?(小声)

なんとなく旧製品の方がキメ細かく塗布できたような気がする…個体差かな?

肌触りにはさほど変化なし。相変わらずスフレのようにふわっふわ。

 

次。チーク。

CHICCAでは、チークまでがベースメイクに含まれます。これもまた独特。

オフィでチークを探す際にはご注意ください。「ポイントメイク」の項目には載っていません。

パウダーチークもあるけれど、断然オススメなのが練りチーク。

フラッシュブラッシュ 15 ピンクグァバと、専用のスポンジ

バカ高ケース別売り商法どうにかならぬか…デザインが好みなのがせめてもの救い…。

 

CHICCAのコスメは一見ギョッとするようなポップなカラーのものが多い。

「すべての女性は、どんな色だって似合うんだから、単純に『好きな色』を選べばいい」

(↑これはCHICCA独自の「5分の2発色」という理論に基づくもの)

「見た目にも可愛いコスメを使えば心躍り、ますます綺麗になれる」という想いがあるそうで。

究極のナチュラル感を目指すからと言えども、「無難」に逃げない、色はしっかり楽しむ。

つくづく「なんて女心を掴むのが巧いオッサンなんだ!」と感心させられます…。

 

結構しっかりめに塗布してもこんなかんじ。

練りチークって加減が難しそう・失敗したら終了なイメージがあって嫌煙されがちだけれど、

むしろこっちの方が失敗がない。

というかつくづく、スタンプ塗り、パネェ。

パウダータイプだとツヤの再現にパールやラメが欠かせず粉感が出てしまうけれど、

これならまるで血色が内側からじゅわっと滲み出ているかのように馴染む。

肌の上からのせてます感ゼロ。内側が透けてます、という疑似ほっぺ。

 

いよいよ仕上げ。

ラディアントヌード プレストパウダー

 

▼ 以下、オフィシャル引用 ▼

まるで肌からにじみ出たように繊細なミストラメが、
肌を上質に魅せながら立体感を与えるプレストタイプのルーセントパウダーです。

粉感や白さの出ない自然な仕上がりで、肌をさりげないきらめきで包みます。

ファンデーションの美しい艶の質感はそのままに、べたつき感だけを抑えて、美しい仕上がりを保ちます。

皮脂吸着パウダー配合

▲ 引用ここまで ▲

 

正直コレ、最初は「うわぁコレだけは買って失敗かも…」と思った。

今までデイクリームからファンデまで、究極のナチュラルさ・素肌感にこだわり

ラメ・パール一切なしの工程を重ねてきたのに、ここにきてまさかのラメ盛り。

そして例によってバカ高ケース別売り商法、さらにブラシまで別売り商法で上乗せされ、

トータルすると、同じカネボウのミラコレ買えますけど?なお値段。

最初はつけ方の加減もわからず、そのくせ肌は手触りサラサラじゃないと気が済まないので

NARSのライトリフレクティングセッティングパウダーと同感覚で容赦なくつけた。

結果、ラメ粒ゴロゴロのお魚ウロコ肌に…。もはや人工感どころじゃない。

このパウダー、感触をサラサラにするのには向いていません。

あくまでも、仕上げにサッとひと刷けで良いんです。

室内の蛍光灯や白熱灯の下では、人工の光×人工の輝きの負の相乗効果のせいか、

ラメが悪目立ちする感が否めない。

しかしこのパウダー、適度に使用すると、おもに太陽光の下で驚くべき威力を発揮します。

この人工的なラメが、外では何故か肌に溶け込む。自分の肌のキレイさにハッとする。

 

※サラサラ手触りにしたい方は、こっちよりラヴィッシンググロウ プレストパウダーがオススメ。

 

CHICCAでは今期、リップアイテムやアイシャドウもいくつか購入したので

また後日記事にします。

自分のこのひとたびハマり始めると徹底的に集めてしまう収集癖、なんとかしたい。

そしてCHICCAよ…頼む。カウンター増やして。(懇願)