姉が2人いるAさん。

やや家庭環境が複雑なこともあり

2個づつ離れたこの3人は

まるで運命共同体。

アラ還。


姉2人は東京で結婚し子供と家も手に入れている。

拠点が東京であるものの

ことあるごとに実家へ帰ってくる。


一家で。です。


Aさんはバツイチ。

10年付き合って結婚した奥さんとは

父、祖母の問題もあり4年で破綻。


父、祖母が亡き後

1人で実家を守っている。

(母は少年時代に他界。)


1人で雪国の旧家(本家)を守るというのは

大変なことである。

親戚、寺、墓、町内会。

どう人間関係を狭めようと頑張っても

出費はかさむ。

他、家の修繕。

そして自分の生活と老後。


一介のサラリーマンのは、不安が尽きない。


姉家族が4人で1ヶ月近く

やってきたりすると

食費だけでなく光熱費もろもろ、

普段の何倍にも。


それでも姉たちは、

まだ自分らが子供だった頃のような感覚で

実家で過ごし

滞在費を置くわけでもなく

満足して帰っていく。


「台風が来る」

「台風が去った」と

5つ下の妹にこぼす。


キツく言えないんですよねー。Aさん。


地元では、誰もが恐れるぐらいの

ヤンキーだったくせに。


妹には絶対的覇権を誇示するくせに。


少し前も

地元で有名なせんべい屋で。

平日に「限定商品クッキーのプレゼント」の販売があるのを

長女がネットで知ったらしく。


買って送ってほしい連絡をよこしたらしい。


勤務先のMTがあるというのに、

中抜けして買って送ったらしい。

平日仕事なの知ってるよね?

これが最後だからね。

そんな内容を添えて

送ったらしいけど。


きっとお姉さん方は

また、Aさんをパシリに使うだろうし。

Aさんも 聞き入れるに違いない。とコアラ

は思います。


Aさんが言うんです。


あの人たち、ほんとに嫌になるし、

常識通じないし、

頭にくるけど

おもしろい。って。


痛めつけられることにに快感おぼえ、

自分はやらないこと、

自分の想定を超えてくる人。

そういう人とつるむことを

実は内面の喜びとして

共存する男の人っているんだろうな。と。


Aさん見てると思います。


人間って不思議。


これも、①②③からの

派生版と思いますが

真相は如何に?