梅田・紀伊国屋での立ち読み  ドラキュラ,菜根譚,家康と穴山梅雪 | たこなぐりの宗教ブログ

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宗教の古典の紹介
この世での生活状況

1.大川隆法「ドラキュラの霊言」
ドラキュラのモデルヴラド3世の霊が、パパ・ブッシュを霊的に指導した。
下等なイスラム教徒を絶滅させるインスピレーションを送ったらしい。
実際ヴラドは、イスラム教徒を肛門から串刺しにして、宴会を楽しんだ。
内臓が傷つけられないので、ゆっくりと死ぬらしい。
日本人にはついていけない狩猟民族・肉食人種の発想。
熊やライオンに肉親や仲間を殺されたら。仕返しに、なぶり殺しにしたくなるかも。
人間相手にそれができるか。
信長なんかもそれに近い。

イスラムとフランス。管理人はイスラムの味方。
ヨーロッパの方が野蛮と思う。
いずれにしてもモノの見方が違う。

2.斉藤孝「菜根譚の解説本」
現代の価値観はルックス、仕事能力、お金(経済力)が重視される。
洪自誠はそういう見方をまったくしなかった。
これだけ人間の顔を見てたら、美男・美女論はしたくなる。

仕事と言っても、農業や商業、簡単な機械があったぐらい。
モノに値打ちがあった時代。
含み資産、換金すればいくらになる。
これが桁外れになっている。

最近は、情報や心の満足を求める豊かな時代。
ストレスは現代より少なさそう。
地上に出てくる人間たち(ゲームメイカーやプログラマー)がいろんな娯楽を考案する。
交通や通信の発達により、地上が霊界に近づいている。

この世では差異があるが、魂修行には優劣はつけられないと言う意見もある。
「夢の差」って。
天国の夢と地獄の夢。
あの世に往けば永遠にその状態が続く。
この世での生き方、思いや行いによるらしい。
しからば、この世と違う世界に行ったときの差異とは。
モヤモヤした言い方だが。
この世とあの世の論理は違うと言いたい(信じたい).

社長がそのまま社長をし、
殺人鬼は阿修羅地獄に行く
(死後)同じ状況が続くわけでもなく、全く違う状態になるわけでもない。
としか言えないね。

菜根譚の方がホントウのことを言っているような気がするが。
相手にされんでしょうな。

3.井沢元彦「逆説の日本史・家康の謎」
本能寺の変の際、穴山梅雪が自主的に離れたことになっているが。
実際は家康が彼を囮に使ったのでは。
服部半蔵とかが
「あいつらが家康一行である」という噂をばらまいた。

その後、家康は梅雪の子供を優遇している。
「家康を信用できない」と離れて、勝手な行動を取った人間の息子(穴山 勝千代)を優遇するだろうか。
家康自身に後ろめたい気持ちがあったことの証拠だって。
作家の描く歴史は面白い。