HTC Jが発表!売れるのか・・? | ドコモ、au、ソフトバンク!携帯好きってウケが悪い

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HTC Jが発表になった。


この機種はHTCが先日から発売を始めたばかりのOneシリーズの中のハイエンド寄りのミドルスペック機種HTC One Sを日本向けにカスタマイズしたもの。


おサイフ・ワンセグ・赤外線通信の三種の神器を搭載。ソニエリを除く海外メーカーとしては本当に本格的に日本人向けにカスタマイズして、台数を売るためのHTCの気合いを感じる機種。


HTCは世界で二番手三番手を争うスマートフォンメーカー。いよいよその真骨頂を発揮!と言いたいところだけど、売れる売れないで言ったらこのHTC Jでは正直厳しい。


上述の通り、HTC JはHTC One Sベースなのでミドルスペック、具体的にはメインディスプレイがQHDである事が挙げられる。


ハイスペック機種が軒並みHDやWXGAという解像度でのリリースの中ではやはり見劣りするので、ハイスペック好きのユーザーは取り込めない。


そして、致命的なのが非防水。もはや今の日本ではほぼ必須の機能になっている感がある防水機能に対応していないのは販売の大きな妨げになる。


なんでもそうだけど、ニッチ狙いじゃない限り、基本的にライトユーザーに訴求できなきゃまともに売れない。


まず第一にHTCのブランドイメージが低い(低いというか知られていない)のでショップでモック等を手に取ったライトユーザーに『どここのメーカー?知らないから怖い』と最初から敬遠される。


第二に販売現場がオススメしにくい機種(中途半端な内容の機種)なので、セールストークとしては『ほぼ全部入りの機種ですが、防水には非対応です。』となる。『防水非対応か、うーん』とお客さんが悩んだら『こちらでしたら防水対応で全部入りですよ!』とacro HDやARROWS Zをすすめる。みたいな流れになるので、販売側も売る機会を逃しやすいと思う。


だらだらとなってしまったけど、おサイフ・ワンセグ・赤外線機能に対応したそのHTCの姿勢は高く評価できる。しかし非防水のミドルスペック機種なので売れる売れないで言ったらHTC Jはあんまり売れないと思う。


次回は是非ともハイスペック機種で防水全部入りを実現してその実力を見せつけて欲しい。次の日本向け機種には期待大!個人的にはHTC Jが気になるところなので、au NAGOYAに触りにいきたいと思う。