振り返りと展望
- 本日も3指数ともに上昇しましたが、騰落レシオが124と高い水準にあり、過熱感は否定できません。日経平均RSIも74.7と高い水準にあります。米国雇用統計もあるゆえ、本日はリスクを取りに行く投資家がどれくらいいるのかを図る上でも大事な相場になりそうです。
- ほとんどのセクターが上昇。円安が定着しており、内需系の銘柄が弱い展開です。トランプリスクに関するニュースも出ていますので、デリケートな状況に陥る可能性もあります。トランプの積極財政が実現となれば、インフレや金利の高止まりが続くというのが基本的な考え方になります。日本は財政健全化苦笑。
- 投資主体別売買動向は外国人が買いに転じ、個人投資家は売りに転じました。レンジ相場からの上抜けをしっかりと形成し、利益につなげていく外国人のしたたかさを感じますね。。
- 日経平均はボリンジャーバンドの+3Σをバンドウォークしている状況です。非常に強い相場。高値圏に到達していますが、売買代金が少ないのでまだ天井圏という雰囲気はないように思います。ただ、米国雇用統計前の本日、一気に利益確定の売りが生じ、出来高が急増する可能性も高そうに感じています。
- 日経平均日足の25日線と75日線もゴールデンクロスしました。TOPIXも史上最高値を更新です。
- グロース250は相対的に弱い1日でした。10年金利が結構下がった(1.10→1.08台)割には冴えないなと感じた次第です。どっちに動いてもおかしくないなというチャートですが、ちょっと嫌な感覚があります。
- 移動平均線は収斂中。月末に日銀の動きが決まるまでは様子見という可能性もありそうですね。
買いチャート銘柄
※基本的にデイかスイングを想定しています。
※太字はPBR1倍割れ
※PBR1倍割れや高配当銘柄は中長期保有もあり。
1000~3000番台
ダイセキ環境、第一カッター、戸田建設、世紀東急(利5.03%)、ライト工業、明星工業、DM三井製糖(利3.74%)、パーソル(利3.70%)、江崎グリコ、ディップ(7/9決算)、サッポロ、宝、キッコーマン、カゴメ(窓埋め期待)、神戸物産、トヨタ紡織(利3.93%)、マクニカ、地主、オープンハウス、コスモス薬品(7/12決算)、串カツ田中、ファインデックス、サイバーリンクス、IIJ、巴川コーポ、ジグソー、ランドコンピュータ(利4.32%)
4000~6000番台
レゾナック、住友化学、住友精化(利3.69%、RSI→83.7)、東ソー(利4.01%)、電算システム、協和キリン、UBE(利3.84%)、恵和、東邦システムサイエンス、久光(△、7/11決算)、参天、中国塗料(利3.73%)、オリエンタルランド、ID(利3.65%)、フルキャスト(利4.10%)、富士フイルム、デクセリアルズ、ニッタ、ニチアス、神戸製鋼所(利4.37%)、三菱マテリアル、ARE(利3.76%)、Japan Eyewear、中西(RSI→85.5)、キャリアリンク(利4.71%)、リクルート(RSI→82.1)、アマダ、セラク(7/12決算)、コマツ、ローツェ(7/11決算)、荏原実業、小森、荏原、セガサミー、KOKUSAI、ベイカレント(7/11決算、RSI→87.8)、アイモバイル(利4.07%)、ルネサス、TDK(RSI→86.0)、太陽誘電
7000~9000番台
三菱重工(RSI→86.7)、FPG(RSI→83.0)、いすず(利4.07%)、三菱自動車、武蔵精密、スバル、ヤマハ発動機、伯東(利4.91%も配当性向は100%超)、ゼンショー、長野計器、HOYA、A&Dホロン、コラントッテ、蝶理、第一実業、クレディセゾン、三住トラスト(利3.79%)、日本エスコン(利4.36%)、商船三井、住友倉庫、AIT(利4.25%)、アルファポリス、SCSK、関西フード、SBG