振り返りと展望
- 本日も日経平均やTOPIXよりも、グロース優位な展開になりました。日経平均は薄商い、39,000目前の価格帯で米国CPI、FOMCの様子見という結果でした。グロースは基準線を超え、遅行スパンの好転や雲入りを視野に。
- 米国のCPIが予想を下回り、利下げ観測が高まったことで日経先物は上昇しています。
- 昨日の買い目線銘柄のうち、結構多くの銘柄が大陰線でしたm(__)m。具体的には王子(トレンド転換の可能性あり)、K&Oエナジー(上昇トレンドはキープ)、アイチ(トレンドは↗)、グリーンエナジー(トレンドは↗)、きずな(トレンド転換)、シンバイオ(トレンドはキープ)。。
- 上昇セクターは2つのみでした。どちらかといえば内需系が弱い展開。個人的には国民負担を増やす増税等(骨太の方針で財政健全化を政府が声高に言っていますので)への警戒が高まっていることも要因だと思っています。不況入りが現実化しそうなタイミングでも財政健全化ですか。相変わらず自民党は経済がわかっていない。需要不足(最新の需給ギャップの値は-1.1%で3四半期連続マイナス)の状況でこれに拍車をかける政策がまずいなんて、高校生だってわかるぜ。需要・供給曲線なんて中学校でも習うんだから。需要を減らすに減らし、片方で供給力もぶち壊して脱デフレっぽく見せている。こんなことに長らく精を出してきたのが自民党政権。大企業がこれを応援しているのだから、しょーもない。強要していないふりをして自民党への投票を社員に迫るような企業、いまだに多いですからね。
- FOMC、日銀金融政策決定会合、メジャーSQとまだまだイベントが盛りだくさんです。
- 材料
買いチャート銘柄
※太字はPBR1倍割れ
JPX400
日本M&Aセンター、東京応化、デクセリアルズ、出光、ファナック(窓埋め期待)、ローム、村田、日東電工、三菱重工、スズキ、シマノ、稲畑産業(利3.65%)、SB
その他プライム
住友電設、高砂熱学、NJS、あらた、JP、クラボウ、神島化学(決算明け)、CTS、やまびこ、CKD、モリタ、マーキュリア(窓埋め期待)、GLサイエンス、東京計器、山善(利3.61%)、西華産業(利4.24%)、応用地質、吉野家(窓埋め期待)
スタンダード&グロース
ソトー(利3.88%)、ソルクシーズ(利3.64%)、ヴィッツ、トビラシステムズ、日本化学産業、日本鋳鉄管、前澤工業、MS&コンサル、名村造船所、コンフィデンス、助川電気、アートネイチャー、関西フード、サンワ、Arent、フリークアウト、メディアシーク(決算明け)、Green Earth Institute、リニューアブルジャパン