こんにちは
ファースト江戸ハゼであります。
おぅ!今日も世話になったな~
メダル村です
台風18号の豪雨が通過した関東地方。台風でのご被害、心よりお見舞い申し上げます。
水門を解放した江戸川放水路は濁流となり、ボート屋さんも休業となりました。9月12日の土曜日。江戸川放水路は見送り、大雨に強い下町水路を覗いてみましょうや。
9時過ぎに現地へ到着しました。
ダイワ 小継 清瀬 硬調 27S-F の…
胴突き仕掛けで実釣を開始します。
この清瀬。下町水路でのハゼ釣りにはベストな一竿です。
シーズン初期のデキハゼ釣りには、竿のベリー近くまで曲がるそよ風 硬調 27SRの方が楽しめます。
秋口以降の食い渋りのハゼの攻略には、よりシャープでより硬めの調子の清瀬の方が優れている印象です。
下町水路で愛好家が多い水彩や幸釣と比較すると、清瀬の方が柔らかくしなやかで、また自重も軽く仕上げられています。
主に清瀬では1号のオモリを背負わせた胴突き仕掛けで使用しています。39㎝と仕舞い寸法が短く、クセの無い調子の清瀬 。好みにもよりますが、オススメのハゼの脈釣り竿です。
タックル紹介が長くなりました。さて、実釣開始15分。一ヶ月前には好調だったポイントですが、生命反応がありません。水温や水質変化による食い渋りか、はたまた夏枯れか。何やら厳しい状況のようです。
歩きながらハゼが溜まっているポイントを探します。開始30分。ボウズを覚悟するほど、ハゼのアタリがありません。ホタテで釣っている対岸の方はポツリポツリと釣れています。
さらに歩きます。開始40分。ようやくブルっときました。
ファーストヒットは…
ウグイ(マルタ)であります。今季初のヒットであります。
さらに歩きます。開始50分。ハゼ特有のコツッというアタリが清瀬に響きました。
2匹目も続きます。ホッと胸を撫で下ろしました。
群れの規模は小さいものの、ポツリポツリとアタリが続きます。ようやくハゼの溜まり場を見つけました。水深約2.5m。川底に変化のある深場にハゼは潜んでいました。
20匹ほど釣った次の瞬間…
ギュイーン
とひったくるアタリが清瀬に響きます。想定外の暴力的なバイトです。ハリスはホンテロン0.6号。無理は出来ません。満月のように清瀬がしなり、竿先が水中に引き込まれます。
ボラか?セイゴか?はたまたコイか?凄まじい引きで沖へと突っ走ります。
「させるか~」とばかりに竿の弾力を利用して魚の引きをいなします。格闘1分。ようやく疲れてきたのか、ウネウネと魚体をくねらせて水面に浮上してきました。
その怪魚は…
なんと全長1mの…
大ウナギであります
ごぼう抜きに出来るサイズではありません。ウナギの頭を水面から出して空気を吸わせます。時折、糸に絡みつこうと魚体をくねらせます。十分に空気を吸わせると、徐々に力が弱まってきました。
取り込みは親指と人指し指でウナギのエラに指を突っ込み、掴み上げる作戦です。腕をウナギへと伸ばした瞬間、ウナギは最後の抵抗を試みました。
大きくヘッドシェイクした次の瞬間…
ブチッ
オー マイ ガッ
ハリスが切れました
天然ウナギを食べたいという…
メダル村のささやかな夢は…
はかなくも…
下町水路の底深くへと…
消え去りました
クスン
既に20匹前後のハゼを釣ったので、本日の釣りはこれにて終了としました。これ以上釣りを続ける気力がありませんでした。
おぅ!今日も世話になったな~
9月入った下町水路。ハゼの夏枯れが進行し、ポイントによりハゼの濃淡がはっきりとしてきました。ポイント選択を誤ると厳しい状況に陥るようです。次回は他の河川を探ってみたいと思います。
気を取り直して…
ウナギが食べたかったな
しつこいぞ~
それでは
おしまい
【追記】
あれから3日が経ちました。どうしてもウナギへの思いが経ちきれず、下町高級江戸前寿司店に立ち寄りました。大将によると、本日のオススメは下町天然ウナギとのことです。
下町水路愛好家からの投稿