アップライトピアノを置くために床の防音DIYを行い、ついにピアノを搬入しました。この記事では、施工の流れと完成後の使用感を紹介しています。これからピアノの床防音を検討している方に、具体的なイメージを持っていただける内容になっています。
少し前の記事でピアノのための床防音対策をDIYでやったお客様からピアノ設置後の仕上がり写真をいただきました。
メゾネットマンション(賃貸)にお住まいでピアニストとボーカリストのお住まいです。
ピアノはアップライトで、音楽制作もするのでそのためのピアノとスピーカーなども設置しています。
ご相談当初はアップライトピアノと音楽制作の部屋を別々にする予定でしたが、話が進むにつれて1部屋にまとめることになりました。
床のDIY作業はお客様自身が上手くできたと手応えを感じていましたし、効果的にも満足しています。
音楽制作でスピーカーから出る音はほとんど気にならない程度になっっているようです。
アップライトピアノのほうは背面から出る音が直で壁に侵入しているため上の階で低音域が気になるようです。
これについてはお客様も承知しており元々から何らかの対策が必要なことを理解しています。
相談当初から立てかけ吸音パネル(遮音プラス)の設置を提案していましたが、先ずはピアノが届くまでに床の対策を終わらせておき、それから検討するというお客さんの希望で進めています。
※このメール内容で勘違いしてはいけないことは、耳を当てればフルな防音工事でも音は僅かに聞こえるものです。
普段の生活の中で音を軽減できているのでこの場合は問題ではありません。(対策前と後で壁に耳を当てればどのくらい効果が出ているかがきちんと分かります)
そしてこのメール時にパネルを注文をしたいとのことで、その後お見積もりを送り正式にご注文をいただきました。
今回もお客さんから希望があり、立てかけ吸音パネルの大きさをピアノ背面(本体)と同じ大きさにすることになっています。
普通はピアノ本体の幅と高さよりも大きいパネルを設置するのですが、見た目をすっきりさせたいということです。
パネルが小さくなることにつての説明もして納得されているので、今回はパネルがピアノで隠れる形で製作をします。
現在は注文数が多く年内に納品できるかは微妙なところですが、土日も休まず作業を進めてなるべく早く納められるように努力します。
床の防音対策をしてみた様子で信頼度が高まったので長期で納品を待つことを快諾してくれたのだと思います。
またパネル設置後に感想をいただければ記事を書きますので、気になる方は待っていてください。
私の提案する床防音対策の効果はDIY防音を生業としている業者ではほぼ出せないと思っています。
材料(素材)選びから組み合わせも考えられたものになっていて、施工(工事)担当時からの作業方法を取り入れ、多くの住まいで実績があるからです。
このブログ内の少し前の記事でも紹介しているように他社の商品を使って失敗している方が多数います。
床だけではなく防音対策は低音域の振動や衝撃の音を減らすのが非常に難しく、しっかりとした技術と経験がないと対処できません。
そのためピアノや打楽器、子供の足音対策などでは他所の業者よりもだいぶ効果が高くなります。
昔から他社でやった対策で失敗している方を嫌になるほど見てきているのでほぼ間違いはないと思います。
どの部分を防音対策するにしても低音域の振動や衝撃音を減らしたいのであれば、先ずは私に相談してもらいたいという気持ちでいます。
その後に他所の業者に相談に行き比較するのがセーフティーでリスクも低くなると思います。
そのようにしたほうがどこの商品(業者)で対策をしても、対策後の効果が納得いくものになると思います。(業者の言っている事と効果のつりあい)
どこの何を使ってDIY対策をするかは最終的には本人の選択になるので、時間をかけて検討するように心がけてもらえればと思っています。







