●超人塾でアーチ量産!佐藤輝明内野手(25)が 2日、沖縄・宜野座キャンプのランチ中の特打に登場し、66スイングで柵越え16本を放った。そのうち11発が逆方向への打球。臨時コーチを務める球団OBの糸井嘉男スペシャルアンバサダー(SA、43)が現役時代に行っていたトレーニングの効果で、中堅から左方向への放物線を連発した。糸井SAも太鼓判を押した。いつもの快音とは違う。ゴンッという鈍い音がグラウンドに響き渡った。臨時コーチの糸井SAが持ち込んだ超人トレーニングで佐藤輝が開眼。師匠が見つめるその先で、宜野座の制空権を支配した。5000人の観衆から拍手が鳴りやまない。圧巻のランチ特打だった。ピンポン玉のように、白球をスタンドへと運んでいく。66スイングで柵越えは16本。特筆すべきはその打球方向で、実に11本が中堅から左翼への放物線。右へ左へ、広角にアーチを量産できた理由があった。打撃ケージへと向かう前。ティー打撃に使用したのが、この日から臨時コーチを務めた糸井SAが持ち込んだ通称〝超人ボール〟だった。通常の硬球と比べ、バットがへこむほど重い。佐藤輝も実感。糸井SAは北海道日本ハム時代に、通算2120安打の小笠原道大氏(51)の練習を見て取り入れたという。続けて糸井SAが持ち込んだクリケットバットを使ってのティー打撃も披露。面の意識を強く持つためのもので、米大リーグ、ドジャースの大谷翔平投手(30)が昨年練習で使用して話題に。佐藤輝もすでに 1月の淡路島自主トレで取り入れていた。糸井SAがうなずくトレーニングだ。佐藤輝も目標を掲げた。2位の悔しさ、そして、浜風に泣くことは、もうしない。2025年、虎の超人は甲子園に勝利の放物線を描き続ける。藤川監督から新3番候補と期待される25歳の年間最多は24本塁打。浜風を味方につければ、怖いものはない。ニュー佐藤輝が聖地の主役を担う。
●糸井嘉男臨時コーチの来場に沸き立った阪神春季キャンプ 2日目の宜野座。クリケットバットに、〝超人ボール〟と、さまざまなアイテムをグラウンドに持ち込んだ超人に興味津々で近づいたのが近本光司外野手(30)。もうすでに超人塾の免許皆伝?!
●及川雅貴投手(23)は連日のブルペンで新球チェンジアップの感触を試した。宜野座でブルペン入りし、真っすぐも交えて坂本誠志郎捕手(31)相手に58球。リリース時の感覚は同じでも意図したコースからは外れるなど、試行錯誤は続く。先発も中継ぎもこなせる左腕は完全習得に意欲を燃やした。
●阪神の新助っ人トリオが昨季日本一の横浜DeNA退治を誓った。新外国人ラモン・ヘルナンデス内野手(28=メキシカンリーグ)、ニック・ネルソン投手(29=フィリーズ)、ジョン・デュプランティエ投手(30=ドジャース3A)が節分の 2日、宜野座ドーム前で「豆まき」を初体験した。 3選手は日本語ではしゃいだが、シーズンで退治したい鬼は横浜DeNAだ。ネルソンは昨季首位打者のタイラー・オースティン内野手(33)とヤンキース時代に同僚だった間柄。魔球ナックルを絡めての主砲斬りを描いた。デュプランティエも気合十分。6番左翼候補のヘルナンデスは、横浜DeNAに復帰したトレバー・バウアー投手(34)攻略へ腕ぶした。

記事をまとめてみました。

 

 阪神春季キャンプ ( 2日、沖縄・宜野座村)
 超人塾でアーチ量産! 佐藤輝明内野手が 2日、沖縄・宜野座キャンプのランチ中の特打に登場し、66スイングで柵越え16本を放った。そのうち11発が逆方向への打球。臨時コーチを務める球団OBの糸井嘉男スペシャルアンバサダー(SA、43)が現役時代に行っていたトレーニングの効果で、中堅から左方向への放物線を連発した。糸井SAも「甲子園でもホームラン数、伸びる」と太鼓判を押した。
 いつもの快音とは違う。ゴンッという鈍い音がグラウンドに響き渡った。臨時コーチの糸井SAが持ち込んだ超人トレーニングで佐藤輝が開眼。師匠が見つめるその先で、宜野座の制空権を支配した。
 「あっち(中堅から左中間)にいい打球が出るというのはいいことなので、続けていきたいです。(糸井SAからは)『めっちゃいい』って言われたので、自信を持っていきます!」


 臨時コーチの糸井嘉男SAの指導を受け、クリケット用バットで練習する佐藤輝明内野手=バイトするならエントリー宜野座スタジアム
 5000人の観衆から拍手が鳴りやまない。圧巻のランチ特打だった。ピンポン玉のように、白球をスタンドへと運んでいく。66スイングで柵越えは16本。特筆すべきはその打球方向で、実に11本が中堅から左翼への放物線。右へ左へ、広角にアーチを量産できた理由があった。
 「あの重いボールは糸井さんも現役時代に使っていて、『押し込んで打つというのを意識していた』と言っていた。そういうのも取り入れながらやっていけたらなと思っています」
 打撃ケージへと向かう前。ティー打撃に使用したのが、この日から臨時コーチを務めた糸井SAが持ち込んだ通称〝超人ボール〟だった。通常の硬球と比べ、バットがへこむほど重い。佐藤輝も「しっかりとバットに乗せないと打てない」と実感。糸井SAは北海道日本ハム時代に、通算2120安打の小笠原道大氏の練習を見て取り入れたという。「打った後の手の感覚はすごい大事。重たいボールでその感覚を出す。しっかりやることによってパワーもつく」とその効果を語る。


 ランチ特打でフリー打撃を行う佐藤輝明内野手=バイトするならエントリー宜野座スタジアム
 続けて糸井SAが持ち込んだクリケットバットを使ってのティー打撃も披露。面の意識を強く持つためのもので、米大リーグ、ドジャースの大谷翔平が昨年練習で使用して話題に。佐藤輝もすでに 1月の淡路島自主トレで取り入れていた。糸井SAが「俺の秘密兵器。隠しとったのに、もうやってたんで、ちょっとびっくりしましたね。あの練習はイメージづくりとしてはいい」とうなずくトレーニングだ。
 プロ4年目の昨季は打率0.268、70打点と及第点の成績を残すも、本塁打は自己最少の16本にとどまった。甲子園特有の浜風にも泣き、本拠地では4本塁打。逆方向に放ったアーチも4本にとどまった。昨年11月の秋季キャンプから取り組む中堅から左中間方向への意識が本塁打増の鍵を握ることは間違いない。糸井SAも「彼の特徴が左中間への打球のホームラン。それを出せれば、甲子園でもホームラン数、伸びる。浜風関係なしにいくんちゃいますか」と太鼓判を押した。
 「30本、100打点いけたら最高。去年の悔しさをしっかり持ってやり返すために、まずはこのキャンプでしっかり取り組んでいきたい」
 佐藤輝も目標を掲げた。2位の悔しさ、そして、浜風に泣くことは、もうしない。2025年、虎の超人は甲子園に勝利の放物線を描き続ける。


 通常より重い練習用ボール=バイトするならエントリー宜野座スタジアム
★若手に熱血指導
 糸井SAは主力の森下、前川らのほか、レギュラーを狙う若虎にも指導を行った。打撃を課題に掲げる小幡は自ら糸井SAのもとへ。「スムーズに左肘を出すために、右手と左手のどちらを意識していたか気になったので聞いた。ラインに入りやすくなると思う」と手応えを感じていた。
 井上も打撃練習に向かう際に「これ打たんかい!」と糸井SAから声を掛けられ、約20分間佐藤輝と同じように重いボールでのティー打撃を実施。「右手で押し込む感覚を持ってあげることで、ボールを捕まえていることを感じる。『練習あるのみや!』と(糸井さんが)言っていたので、とことんやります」と誓った。

■硬式球の重さ
 硬式野球の試合で使用するボールは野球規則で「5オンスないし5¼オンス(141・7グラム~148・8グラム)」と定められている。各野球用品メーカーからはトレーニング用にさまざまな重さのボールが発売されており、重いものでは320グラムの練習用ボールもある


 ランチ特打を行った佐藤輝明内野手=バイトするならエントリー宜野座スタジアム
 “掛布打法”完成に糸井SAが太鼓判だ。佐藤輝明内野手が、沖縄・宜野座での春季キャンプ 2日目の 2日、ランチ特打で豪快な柵越え16本を披露。昨秋から取り組む新打法で、うち11本を中堅から左翼方向に運び、かつて甲子園の浜風に乗せてアーチを量産した掛布雅之をほうふつとさせた。臨時コーチを務める糸井嘉男スペシャルアドバイザー)SA)は新打法でのアーチ量産を確信。5年目佐藤輝に大ブレークの予感だ。
           ◇   ◇   ◇
 キャンプ最初の日曜日。集まった子どもたちに佐藤輝が応え続けた。ランチ特打に登場し、66スイングで16発の柵越えを披露。うち11本が中堅から左翼方向だった。子どもたちは目を輝かせ、期待であふれかえった宜野座球場。豪快な1発1発に拍手が鳴り響いた。


 ランチ特打で佐藤輝明内野手にアドバイスを送る臨時コーチの糸井嘉男SA=バイトするならエントリー宜野座スタジアム
 「あっちに、いい打球が出るのはいいこと。続けていきたいです」
 かつて左中間方向へのアーチを量産した、掛布雅之をほうふつとさせる放物線の連続。右翼から左翼方向に吹く甲子園の浜風に打球を乗せる“掛布打法”だ。プロ4年間の経験から、引っ張りだけでは、さらなる進化にはつながらないと感じていた。「(右翼から左翼まで)90度あるので、しっかり使えたら。もちろん引っ張りもいるけどそっちばかりじゃダメなので」。昨年11月の高知・安芸での秋季キャンプから、中堅から左翼方向を意識した打撃に改良。オフも練習を継続し、今春のキャンプでも新打法習得に好感触を得ている。


 糸井臨時コーチの指導を受けた佐藤輝明内野手はクリケットバットで打撃練習をする=バイトするならエントリー宜野座スタジアム
 強力な援軍も現れた。この日から臨時コーチとして参加した近大の先輩、糸井SAのもと、特殊な2種類のティー打撃を実践した。ひとつは自身も昨秋の自主トレから取り組んでいた「クリケットバット」を使った練習法。打球面が平たいため「(バットの)面で打つ意識」を養うことができるという。もうひとつは糸井SAが「超人ボール」と命名する、通常より重いボールを使った練習法だ。「押し込んで打つ」感覚を鍛えられる。どちらも中堅から左翼方向への1発増につながる、とっておきの秘策だ。
 糸井SAも掛布打法マスターに太鼓判を押した。「彼の特徴は左中間へのホームラン(を打てること)。仮に30発打つとして、(中堅から左翼に)15本くらいは」と量産を確信。佐藤輝も「(糸井さんから)『めっちゃいい』と言われたので。自信持っていきます」と手応えを深めた。


 糸井嘉男臨時コーチの指導を受ける佐藤輝明内野手は色の付いたボールを打つ=バイトするならエントリー宜野座スタジアム
 藤川監督から新3番候補と期待される25歳の年間最多は24本塁打。今季の目標を問われ「30本100打点くらいですかね」ときっぱり言った。浜風を味方につければ、怖いものはない。ニュー佐藤輝が聖地の主役を担う。
▽東京ヤクルト松井光介スコアラー (佐藤輝明内野手について)
 「徐々に良くなっているんじゃないですかね。今日もどこでも入ってたし。(逆方向に入り始めると)嫌ですね。(甲子園は)こっち(ライト)があまり入らないですもんね」

 


 ノックを受ける近本光司外野手=バイトするならエントリー宜野座スタジアム
 糸井嘉男臨時コーチの来場に沸き立った阪神春季キャンプ 2日目の宜野座。クリケットバットに、〝超人ボール〟と、さまざまなアイテムをグラウンドに持ち込んだ超人に興味津々で近づいたのが近本光司外野手。「『これ、何ですか?』って聞いたら、糸井さんから『チカ、お前は大丈夫や!』って言われました」。その実力を持ってすれば、もうすでに超人塾の免許皆伝?!というわけだ。

 


 及川雅貴投手=バイトするならエントリー宜野座スタジアム
 及川雅貴投手は連日のブルペンで新球チェンジアップの感触を試した。「良いボールは良いが、まだ全然、試合で投げられるようなボールではない」。リリース時の感覚は同じでも意図したコースからは外れるなど、試行錯誤は続く。先発も中継ぎもこなせる左腕は「映像とかを見ながら、何がどうなっているかを突き詰めていきたい」と完全習得に意欲を燃やした。

 藤川球児監督が見つめる中、ブルペンで投球練習をする及川雅貴投手=バイトするならエントリー宜野座スタジアム
 及川雅貴投手が新球チェンジアップを試した。
 宜野座でブルペン入りし、真っすぐも交えて坂本相手に58球。「まだ試合で投げられるようなボールではない」としつつ、「映像などを見ながら、何がどうなっているかを突き詰めていきたい」と試行錯誤を重ねる。金村投手コーチから指導を受ける場面もあり「リリースのタイミングが合わない原因を探していた」と明かした。

 


 節分に合わせて、鬼を退治するラモン・ヘルナンデス内野手、ジョン・デュプランティエ投手、ニック・ネルソン投手=バイトするならエントリー宜野座スタジアム
 阪神の新助っ人トリオが昨季日本一の横浜DeNA退治を誓った。
 新外国人ラモン・ヘルナンデス内野手(メキシカンリーグ)、ニック・ネルソン投手(フィリーズ)、ジョン・デュプランティエ投手(ドジャース3A)が節分の 2日、宜野座ドーム前で「豆まき」を初体験した。


 節分の豆まきを体験するラモン・ヘルナンデス内野手、ジョン・デュプランティエ投手、ニック・ネルソン投手=バイトするならエントリー宜野座スタジアム
 3選手は「オニハソト! フクハウチ!」と日本語ではしゃいだが、シーズンで退治したい鬼は横浜DeNAだ。ネルソンは昨季首位打者のオースティンとヤンキース時代に同僚だった間柄。「何回も話したこともあるしがっちりしたいい打者。対策をしっかり考えていきたい」と魔球ナックルを絡めての主砲斬りを描いた。デュプランティエも「どんな対戦相手でも(打ち取って)勝ち残っていきたい」と気合十分。6番左翼候補のヘルナンデスは、横浜DeNAに復帰したバウアー攻略へ「対戦を心待ちにしている」と腕ぶした。


 節分に合わせて、鬼を退治するラモン・ヘルナンデス内野手、ジョン・デュプランティエ投手、ニック・ネルソン投手=バイトするならエントリー宜野座スタジアム
 阪神のニック・ネルソン、ジョン・デュプランティエの両投手が節分の豆まきを体験。「すごく興味深かったし、おもしろかった。こういう日本の伝統とか文化に触れることは本当に楽しかった」とネルソン。デュプランティエは西勇輝投手(34)から学んだ「オニハソト、フクハウチ!」を叫びながら、最速 157キロを誇る右腕で鬼に豆を投げつけた。「(招きたい福は)全部です。幸運も、そして技術も、全部を取り組んで日本一に向けてやっていきたい。この先に不運なこともあると思うので、それは全部『鬼は外』に出ていってくれたら」と語った。

 節分に合わせて、鬼を退治するラモン・ヘルナンデス内野手=バイトするならエントリー宜野座スタジアム

 

 

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