「介護」が中学・技術家庭科の学習指導要領に入ることに決まりました!

年に数回ほど「この仕事をやったことで、こんな俺でも国会議員にならせていただいた意味があったなぁ」としみじみ思うことがあるのですが(大げさ?)、これもその一つでしたね。

ちなみに「学習指導要領」とは、教育カリキュラムの基準を決めるもので、これに基づいて、今後およそ10年間の教科書や教育現場の教育内容が決められます。

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実は、これだけ介護問題が身近で深刻になっているのに、これまで中学の学習指導要領には、「介護」を授業内容とするような記載が全くなく、義務教育の現場で介護の重要性や基本的な技術が教えられることはなかったのです。

でも、自民党で社会保障特命委員会・介護PTの事務局長を務めつつ、地元岡山で介護の現場をまわって介護に携わる方々の話を聞くうち、高齢化が急速に進む中で、住み慣れた地域で暮らしていくために、家族が基本的な介護のやり方を知っていれば、本人にとっても家族にとっても役に立つだろうし、若いうちから介護の重要性を学んでおけば、介護職を目指す人材も増えるのではないか!と強く思うようになったのです。

そこで、先月3日、安倍総理はじめ全閣僚が出席していた予算委員会質疑でも、この問題をとりあげ、松野文科大臣に、現場の声として「今後、在宅介護が多くなることから、遅くとも中学の技術・家庭などで家庭でもできる簡単な介護技術を教えてもらう必要がある、そういったことを学ぶことを通して私もやってみようと、将来介護職につこうという方の裾野が広がるんじゃないか」と指摘しました。
(質疑の様子は動画でご覧ください。https://m.youtube.com/watch?v=Znk-5TO13PU

 

 

そのとき、松野大臣からは、前向きな答弁を引き出していたのですが、文科省から提案された学習指導要領最終案に盛り込まれていなかったので、今週行われた文部科学部会で「中学の技術家庭科で介護の基本技術を教えるべきだ。そのことは予算委で総理はじめ全閣僚の前で指摘し、松野大臣からも前向きな答弁をいただいている!」などと大演説をしたのでした。
 実は、その日に学習指導要領案を最終案としてとりまとめるはずだったそうですが、亀岡文部科学部会長や執行部の配慮で僕の主張を取り入れてくれることになったのでした。

新しい学習指導要領では、中学の技術家庭で「家族・家庭生活」で「介護など高齢者との関わり方について理解すること」「高齢者の介護の基礎に関する体験的な活動ができるように留意すること」など、介護の重要性が授業で取り扱われることになります。
今後、若い世代が、介護を理解し、基本的な技術を学校で学ぶ機会を持つことになれば、深刻なニッポンの介護問題も世代を越えて取り組んでいけそうです。
 
 「森友」問題などマスコミでは政局ネタばかりウケますが、地道に国民の役に立つ政策を追求していきます。

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