本日まで開催されているそごう美術館の「伊万里~「図変わり」大皿の世界~染付の美」、なんとか間に合いました!
一般に伊万里焼きは、江戸時代に現在の佐賀や長崎で製造された磁器の総称ですが、今回はこれまであまり本格的に紹介されてこなかった大皿の世界。
江戸時代、「ハレ」の場を飾った大皿。そこに描かれた図柄には当時の人々の心意気が息づいています。
大量の磁器が製造され職人たちは決められた工程を手際よく行う「作業」に終始していた江戸時代。
そこには「作る」はあっても「創る」はない。
けれども、そんな職人たちにとっても大皿には自らの美意識を結集して意匠を凝らすという特別な意味があったそうです。
先週の石洞美術館でのマイセン展の万華鏡のような世界とはまた一味違って江戸の文化の切符の良さ、感性の瑞々しさが骨太に伝わってくる世界。
やっぱり、美術展には実際に足を運んでみて、はじめて味わえることがあるものだなと感じました!
デパート自体も活気に溢れ生きた美術館のような横浜そごうですが、その6階で思いがけない素敵な体験ができました!
みなさんも横浜にお立ち寄りの際には、是非一度足を運んでみてくださいね♪
そごう美術館今後のスケジュール♪
神奈川に因んだ珍しい企画☆ 毎日書道展第65回記念毎日現代書巡回展「今をえがく書 神奈川」4/6-14
この機会に☆ 山口晃展~付り澱エンナーレ老若男女ご覧あれ~4/20-5/19
これは必見☆ 生誕100年記念「中原惇一展」6/1-7/15