在宅介護の記録〜2005年11月9日から今日まで〜 -10ページ目

在宅介護の記録〜2005年11月9日から今日まで〜

2005年11月9日くも膜下出血に倒れた母。その日から姉妹で在宅介護を続けてきました。今までそしてこれからのこと、あれこれ綴りたいです。

一昨日義母がグループホームに入所した。義母は我が家から車で20分ほどの距離にひとりで暮らしていた。


7年ほど前に認知症と診断されたものの当初はそれほど生活に支障はなく訪問介護サービスを少しだけ利用してなんとかやってきた。

その後症状がやや進み、週3回のデイサービスと週末に家族が買い物やお風呂掃除をして生活を支えた。そのうちだんだん家事が出来なくなり、物がなくなり、時間の感覚がなくなることが増えてきた。

義母が何かを間違える度にいろいろな貼り紙が増え、電話をかけることも多くなった。


そして、1年ほど前についに行方不明になった。夫が昼前に訪ねたらいなくなっていたのだ。家族や近所の方々と探し回り、結局家から5キロ以上離れた県道を歩いているところを保護された。

それをきっかけに市から貸与されたGPSをバッグ取り付けたり、家に見守りカメラを取り付けて気をつけるようにしていた。それでも出かけてしまってGPSを頼りに探し出すという事態がこの1年で5回以上発生した。


実の息子である夫は思い悩み、夜眠れないことが増え蕁麻疹にも悩まされるようになっていた。


ギリギリまで家で生活してもらいたいと考えていた夫もついにケアマネジャーさんに相談することにした。そして本人の安全安心と家族の負担を総合的に考えて施設に入るという決断をしたのだ。


10月6日、自宅から車で10分のところにあるグループホームに入所した。


義母の施設入所に付き添ってふと考えた。

突然病に倒れて自分では何もできず自宅で介護を受け続けて17年を生きた母。

徐々に生活ができなくなって自分の意思に関わらず施設で介護を受けることになった義母。

1歳違いのふたりはどちらが幸せなのだろう。