根性論が好きな日本人

眠い目を擦りながら

 

勉強した経験は

 

誰にでもありますよね。

 

 

 

背筋を伸ばして

 

何時間も

 

机に向かっているのは

 

なかなかの苦痛だった

 

のではないでしょうか。

 

 

 

でも

 

この苦痛を乗り越えて

 

勉強しないと!

 

と思っていたはず。

 

 

 

もちろん

 

私もその一人でした。

 

 

 

ですが、もしも今

 

タイムマシーンに乗って

 

40年前に戻れるなら

 

子どもの頃の自分に

 

こう言ってやりたいです。

 

 

 

その考え方、間違ってるから。

 

 

 

かつて

 

管理教育とスパルタ教育が

 

全盛だった時がありました。

 

 

 

「スポ根」が

 

流行っていたこともあって

 

勉強も気合いで乗り切る

 

という「根性論」が

 

社会全体に浸透していた

 

と思います。

 

 

 

 

さすがに今は

 

根性論が先行することが

 

少なくなって

 

科学的な物の見方が

 

出来るような社会に

 

変化してきていますが

 

では、ここで

 

皆さんにお聞きします。

 

 

 

「根性論」は

 

ご自身の思考の中から

 

完全に排除されているでしょうか?

 

 

 

「無理してでも耐え続ける」

 

「嫌なことでも継続していれば、どうにかなる」

 

「限界まで気合いで乗り切る」

 

 

 

大人が自分自身のために

 

根性論を選択するのなら

 

それは問題ありませんが

 

 

問題なのは

 

根性論を

 

知らず知らずのうちに

 

子どもたちに

 

植え付けてませんか?

 

・・・ということです。

 

 

 

皆さんが過去に

 

根性論で解決できなかったことを

 

子どもには達成してもらうと

 

根性論を押し付けていませんか?

 

 

 

特に「勉強」について

 

子どもに強要していませんか?

 

 

 

さしたる根拠も成果もないのに

 

単なる自分の「思い込み」だけで

 

やってませんか?

 

 

  勉強がスポーツと同じである理由

 

特進アカデミーの塾生たちに

 

「勉強はスポーツと同じ」

 

だと教えています。

 

 

 

勉強は

 

頭の問題だけではありません。

 

 

 

心身の健康管理を

 

しっかりやることで

 

パフォーマンスがUPします

 

 

 

 

次の話はどうでしょうか。

 

 

 

少年野球や高校野球では

 

練習中に

 

「水を飲むな」

 

と言われていました。

 

 

 

ところが今は

 

水を飲むのはOK!

 

 

 

むしろ

 

スポーツドリンクを

 

必ず飲むようにと

 

指示されています。

 

 

 

スポーツには

 

水分補給は必要だと

 

科学的に証明されたことで

 

それまでの慣習が

 

一気にガラッと変わったわけです。

 

 

 

 

では、勉強はどうですか?

 

 

 

食事を満足に食べずに

 

少しぐらいなら

 

空腹を我慢して

 

勉強し続けても問題ない。

 

 

 

授業中に水分補給をしたら

 

先生に失礼だから我慢する。

 

 

 

体がだるくて

 

眠気が酷いけど

 

頑張って勉強する。

 

 

 

これら全てが馬鹿げてます。

 

 

 

血糖値が下がっていて

 

どうやって

 

集中できるんでしょうか?

 

 

 

先生のことより

 

水分が不足している

 

自分の体を心配した方がいいに

 

決まっています。

 

(喉の渇きを感じた時は

 

 体全体の水分の3%を

 

 失っているという研究結果もあります。

 

 結構危ない状況なんですよ。)

 

 

 

眠いということは

 

体が睡眠を

 

必要としているのだから

 

寝ればいいだけの話。

 

 

 

 

いずれも

 

なぜ我慢する必要があるんですか?

 

 

 

これを

 

「無駄な努力」

 

というのです。

 

 

 

特進アカデミーでも

 

授業中に眠くなる生徒がいます。

 

 

 

そういう時は

 

寝てもらってます。

 

 

 

もしくは

 

授業を取りやめて

 

別日に振り替えています。

 

 

 

その方が

 

学習効率がUPするからです。

 

 

  学習環境に対する思い込みを捨てる

 

教育先進国の子どもたちが

 

どんな環境で学んでいるか

 

ご存知でしょうか?

 

 

 

参考として

 

こちらのブログを

 

紹介させていただきます。

 

 

 

「フィンランドの学校へ行こう」

 

北欧3カ国の教室にある合理的配慮を比較

 

https://educationxfinland.hatenablog.com/entry/2019/12/10/%E5%8C%97%E6%AC%A73%E3%81%8B%E5%9B%BD%E3%81%AE%E6%95%99%E5%AE%A4%E3%81%AB%E3%81%82%E3%82%8B%E5%90%88%E7%90%86%E7%9A%84%E9%85%8D%E6%85%AE%E3%82%92%E6%AF%94%E8%BC%83

 

 

 

これを見て

 

何が分かるかというと

 

子どもたちにストレスを

 

極力かけない状況を

 

作り出しているんです。

 

 

 

その理由は簡単。

 

 

 

ストレスは

 

思考力を低下させるからです。

 

 

 

ストレスがかかると

 

IQが下がることが

 

研究で分かっています。

 

 

 

子どもの思考力を

 

UPさせるためには

 

立って勉強しようと

 

ソファーに寝転がって

 

勉強しようと

 

関係ないということです。

 

 

 

机に向かうことが

 

勉強だと思っている人は

 

それが単なる思い込みに

 

過ぎないことを

 

知ってください。

 

 

  結局は・・・

 

スポーツも勉強も

 

大切なことは・・・

 

 

1、健康管理をしっかり行う

 

2、集中する時間を如何に作るか(短時間でもいい)

 

 

ボーッとした状態で

 

取り組んでも

 

なんの効果も得られません。

 

 

 

めんどくさいな〜

 

嫌いだな〜

 

親が言ってるから仕方ないな〜

 

という気持ちがあってもダメ。

 

 

 

でも心配いりません。

 

 

 

特に勉強については

 

後でいくらでも

 

取り返しがつきますので

 

本当に本人がやる気になってから

 

真剣に勉強して

 

もらえばいいんです。

 

 

 

それまで親は

 

環境を整えることだけに

 

集中しましょう。

 

 

 

とにかく健康第一!

 

 

 

心身の状態をベストにして

 

どんなことも

 

前向きに取り組めるように

 

日々の食事、睡眠、運動を

 

しっかり!ですね♪