塾での指導歴は、もはや四半世紀を超えております。
何百人かわからない数の生徒たちを見て、たどり着いた答えが、「学力のすべては国語力から」です。
国語って、あんまり重視しない方々もいらっしゃるのですけれども、でも、保護者の方々のお話を聞いてると、「突き詰めるとそれ、国語力の問題なんだよね」って思うのが8割以上です。
例えば
「うちの子、算数数学が苦手で。計算はできるのですが、文章問題になると全然解けないんです」
とか。
それって、算数数学ができていないんじゃなくって、国語的な読解力の問題です。
問題文を読解できてもいなければ、読み下してさえいないんだもん。
でも、素人目には「算数数学ができていないんだ」になっちゃうんですよね。
で、塾は「そうですね~算数数学ご希望なんですね~」って、根本的な問題には触れず、目先の訴えを聞いちゃってるだけっていう。
まず、塾が保護者さんたちの主訴を捉えてない。もしかしたら捉えようとしてないだけ。
それじゃいつまで経っても勉強の悩みが解消されませんって。
英語に興味がある方多いですけど、英語長文問題の「“that”は何を示しているか?」って、国語の「『それ』は何を示しているか」と同じ問題でしょう。
国語の長文問題が解けなくて、英語の長文が読めるはずないわけです。
もっとずばっと言うと、いわゆる「理解力」って、その正体は国語力ですよね。「相手の日本語がわかってるかわかってないか」ですもの。
もう本当。勉強のお悩があるなら、国語力をつけるのが一番大事です。声を最大にして言いたいです。
くりかえしますが、それが一番大事です。
塾講師歴四半世紀超えの女性塾長です。
特殊と言われる埼玉県の中学受験、高校受験について、聞きたいこと、知りたいことがありましたら、コメントやDMでお知らせください。
塾の業界人として、正直に、どこにも忖度なしにブログ記事化して、本音でお答えします。
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