3月23日
晴れ。
屋根の配筋工事が始まります。
公共の道路を目一杯使って鉄筋の加工を行う作業員
屋根の傾斜に合わせくの字に加工された鉄筋
一階からロープを使い鉄筋をロフト階まで引き上げる
鉄筋を屋根の上に引き上げ終わると、配筋作業が始まります。
まずは梁の配筋を組む作業から行われます。
鉄筋を梁の型枠から木端で浮かせ、あばら筋を組んでゆく
梁の配筋を組み終えると、庇部分に桁行方向の配筋を敷き、その上に屋根の傾斜に沿ってくの字に曲げられた鉄筋を置いてゆきます。
くの字に加工した鉄筋を置いてゆく作業員たち
梁にかかる部分の微妙な角度まで加工される(屋根の上で)
今日の作業はここまで
3月24日
晴れ。
引き続き屋根の配筋作業が行われます。
朝、鉄筋を切断する電動カッターや鉄筋のクセを伸ばす機械等が他の現場に運ばれてゆきました。
躯体工事が終われば大がかりな鉄筋の加工を行うこともなくなるためですが、こちらでは高価な機械は複数の現場で共有しているため、機械が消えたりまた現れたりを繰り返します。
複数の現場の状況を把握し、常にそれぞれの機械が然るべき場所に置かれるようにしている監督のTam氏はかなりのやり手のようです。
配筋作業を進める作業員たちとひやかす監督のTam氏
手作りのハッカーで結束作業を行う
1層目の配筋を終えると、梁をまたぐ形で2層目の配筋が組まれてゆきます。
各階の床の配筋の際にも、梁をまたぐように2層目の配筋を組み補強する、という方法を徹底して行っていましたが、屋根に関しても同様に行うようです。
2層目の配筋を組む作業員たち
梁の配筋と屋根面の配筋と梁をまたぐ補強用の配筋
妻面には足場が1階から屋根の頂点より高い高さまで積み上げられています。
明日行われるコンクリート打設工事でここに機械を設置するようですが・・・見るからに不安定でかなり不安です。
妻面に組み上げられた足場
明日のコンクリート打設工事の際に一輪車が通るための足場が設置される
明日は遂に躯体工事最終日です。
朝一からコンクリート工事が始まり、午前11時から打ち上げだそうです。