2022年5月19日(木)



〈Eテレ〉
📺️おじゃる丸(再)
▽20ー7:捨てカズマ【初回2017年4月19日(水)】

▽脚本:福嶋幸典
▽絵コンテ:大地丙太郎
▽演出:宇根信也
▽作画監督・原画:田中理子
▽動画:齊田恵瑠・櫻沢翔吾

・何でもないただの小石が大好(す)きなカズマ。あつめた小石が多すぎて、棚(たな)に入らなくなってしまった。棚には小石のほかにも、学校で作った工作やサッカーの優勝(ゆうしょう)トロフィーなど、思い出のつまったものがいっぱい。あれもこれも捨(す)てられないとなやむが小石のためならしかたがない。「思い出は心の中にあればいい」と捨ててしまう。やがてカズマは、目についたものをなぜかかたっぱしから捨てはじめた。(公式HPより


✏️おはなし


































・いよいよ小石の置場所がなくなってきたカズマ。小1の時に先生に誉められた工作や初めて貰ったサッカー大会の優勝トロフィーを「思い出は心の中にあればいいと思わない?」と自分に言い聞かせゴミ袋へ。他にも次々と捨てていくカズマ、その対象はやがて小石にまで

・虚ろな表情で家中のものを捨てていくカズマに困惑の田村夫妻。割れた花瓶、初めての相合傘、初めて料理を作ったお鍋、ラブラブする時のソファーには「ラブラブなら床でも出来るでしょ」と一蹴

・捨てられるものを探すカズマの姿にまさか、と部屋に飛び込む電ボ、既に小石は無く閑散とした状況。一方カズマ、おじゃる丸の烏帽子を捨てようとしたところ、中から溢れ落ちる小石がひとつ。
「気がつかぬかの?この石は初めてカズマと石を拾いに行った時のでおじゃる」

・目に光が戻ったカズマ。部屋に戻るも消えた小石にショック。しかしすぐに引き出しを開け「ここに入れといたんだった」と安堵。
「捨てられない大事なものだってあるよね(カズマ」。ソファーを元に戻しラブラブの田村夫妻。「思い出と物はほどほどに大切にしようの(おじゃる丸」というお話。


📝本放送当時に比べれば断捨離という言葉も鳴りを潜めた感もありますが、定着したと考えれば何かと面倒な言葉でもあり。一応、断捨離の提唱者と呼ばれる人によれば他人のものを勝手に捨てるのはNGらしいですが。
昨今ではコロナ禍によりむしろ備蓄の重要性が語られてるようで、時代を反映した話が再放送でまた違った目に映るというのも面白いところ。