青天の霹靂。
昨夜、まさに青天の霹靂のようなことがありました。
いじめられていた小学校時代とはうってかわって中学生になってからは好きな人も友達もできて、部活も2つ兼部して、学校生活を謳歌しているとばかり思っていた次女が、昨夜、ぼろぼろ涙をこぼし、もう学校には行きたくないと言いました。
聞けば1年生の終わり頃から友達に仲間外れにされたりすることがあり、でもなんとか乗り越えてきたけど、夏休み明けに今日学校に行ったらもう限界と思った、と。
席替えがあり、隣の席になった男子とは因縁があり耐えられそうもない、また班でもうひとりいる女子はその仲間外れにしてきた子で。
担任の先生には男子との因縁については話してあるのに隣にするのか……との思いもあるが、先生にも考えがあるのでしょう。
「先生に話してみて席も班ももし替えてくれたらまた学校に行けそう?」と聞いたら、それはもう無理だ、と。
じっくり話を聞いた上でふたりで出した結論は、よし、お休みしよう、でした。
聞けば、1年の秋くらいまでは本当に楽しかったと。
で、そのとき家族がめちゃくちゃ喜んでくれたから、またいじめられてるとは言えなかったと。
「ごめんね。プレッシャーになっちゃったね。でもよく話してくれたね。ありがとう。これからは家族の前では演技なんかしなくていいんだよ」と伝え、抱きしめました。
長女にも伝えると、まさに青天の霹靂といった表情で、「全然気が付かなかった……」とショックを受けていました。
長女のときも青天の霹靂だったのですが、そのときはなぜもっと早く気づいてあげられなかったのだろう……と何度も自分を責めては落ち込んでいました。
でも今回はそのときの経験から、「頑張って隠してたんだからわかるはずがない。不毛に自分を責めるのではなく、これから先のことについて考えてあげよう」と思えるようになり、前回ほど自分を責めるのはやめました。
ただ、言い出しにくい雰囲気にしてしまったことは大いに反省し、いままで以上に「友達とうまくやれている、学校に行けている、勉強ができる次女ちゃんを好きなわけではなく、ありのままの、何者でもない次女ちゃんを家族は愛しているのだから、格好つける必要も失敗や悲しいことを隠す必要もないよ」と言いました。
「次女ちゃんがいてくれるだけで嬉しい」
これはいままでにも何度も言ってきたのですが、伝えきれてなかったことを反省。
長女のときのようにいまのところ私がいないとダメなところまではいっていないようなので、次女の心を最優先にして、休みたいなら休ませることにしました。
夏休み勉強もして、模試でも良い点数だったこと、来週期末テストがあることなど、1ミリも頭を過ぎらないかといえば嘘になりますが、本人はいまはとにかく家でゆっくりしたいようなので、ゆっくりと過ごさせてあげたいです。
また、本人が「学校ではなくチャレンジ学級(区が不登校児童のために運営している施設)に行きたい」と自分から言ってきたので、試験が終わったら面談に行く予定です。
チャレンジ学級は長女もお世話になったので、次女も知っていました。
学校以外にも居場所があるとわかっていると前向きになれますね。
学校に通えなくてももし勉強したり社会と触れ合いたいなら学校以外にも居場所はあります。
だから学校に行けないからといって絶望したり思い詰めないで欲しいです。
そういえば長女も「不登校の友達が通ってるチャレンジ学級に私も通いたい」と自分から言ってきたっけ。
こういうところらしいとプレゼンしてくれて、私が急いで面談の予約をしたなぁ。そのときに、同じような境遇のお友達の存在や、情報収集の大切さに気づきました。
本当はまだ心配なことは山のようにあるけど、まだ余力があるときに休んでくれたおかげで希望や選択肢もたくさんあります。
家族みんなで温かく、次女の心を最優先に、見守っていきたいと思います。