幸せに生きる | ほっとタイム 「自分のために生きている」

 あなた(介護者)が幸せにならないと、その人(利用者)が不幸になる。

 あなたが幸せになるって、どうしたらいいの?

 お金ですか?   仕事の量ですか?

 確かに給料が高くて、仕事が少なかったら楽そうですね。

 それだけで幸せになりますか?

 人間は、もっとお金が欲しい、もっと仕事を少なくして欲しいなどなど、物欲には限りがないですね。

 物欲に幸せを求めるのではなく、心の幸せを求めましょう。

 そのためには、その人と真摯に付き合うことです。

①ニーズの把握

 その人が幸せに生きていけるように、楽しく人生を送れるように考える。考えただけではわかりません。

 だから「聴く、問う」、このことに大変重要な要素があります。

聴く、問うということは「あなたに関心がありますよ」、「あなたのことを思っていますよ」「あなたのことを心配していますよ」などの意思表示になるわけですから。

 人間は、口に出さずとも「私のことを観て」、「私をかまって」と思っているのだから、自分に関心を持ってもらうことは非常に嬉しいことだと思うのです。

②次は計画です。

 出来ること、出来ないことを説明し伝える

③そして、実践行動です。

 これが伴わないと口先で云ってるだけになりますから、信頼関係はなくなり、あなたは信用してもらえなくなるでしょう。

④そして、その人と寄り添いながら一緒に生きていく

「あなたがその人のことを考えて、聴いて、考えて、実施していき、共に生きていく」

 あなたの行動として出来ますよね。

 だからと云って、その人が全て幸せになるかどうかわかりませんね。

 「その人を幸せにすること」を目的化してしまうとあなたに不幸が訪れますよ。

 幸せになれるのも不幸せになるのも、その人の責任ですから・・・・・。

 その人を【幸せにすることを手段】として捉え、その事を目標に喜怒哀楽を共感し、【共に生きることを目的】として付き合うことが、あなたに幸せをもたらすことが出来るでしょう。

 そして、その人が幸せに人生を送っていけたら、あなたは至福の喜びとなるでしょう・・・・・。

 自分の行動に幸せを感じましょう。出来るはずです。自分のことだから。

 しかし、あなたがその気になって取り組もうとしても、管理者が、その事に理解がないと駄目ですね。

 あなたが幸せになれる管理者を選んでくださいね。