なでケアから、「プレー・アカデミーwith ⼤坂なおみ パートナー団体に決定」とのリリースがありました。なでケアからの情報発信は、久しぶりですね。正直、なでケアの存在は女子サッカーファン、サポーターとの関わりはないと思っています。なでケアの目指すべきところは、女子サッカーのプレーヤーに対するサポートなんでしょうね。したがって、遠くからその活動に声援を送る感じでなでケアを見ています。

 

 「プレー・アカデミーwith ⼤坂なおみ」とは、プロテニスプレイヤーの⼤坂なおみ選⼿、ナイキとローレウス・スポーツ・フォーグッド財団により、スポーツと遊びを通じて⼥の⼦の⼈⽣に変⾰をもたらすことを⽬的として、2020年8⽉に設⽴されたということです。今回初めて知りました。

 

 なでケアは「プレー・アカデミーからの助成金を活用しながら、今後も⼥の⼦たちが平等にスポーツに参加できるよう働きかけ、また、女の子たちが直面する問題にともに取り組んで参ります」とのこと。選手たちが作ったなでケアの問題の一つであった活動資金について、ケアされることができて良かったと思います。

 

 ただ、現役選手がなでケアを運営していくのは、かなりハードルが高いと思っていました。活動しているのでしょうが、情報発信がかなり少ない感じがします。二足のわらじは本当に大変だと思いますが、もしかしたら、なでケア創設者の大滝麻未さんが現役を引退してからが、本格的に活動がなされるのでしょうか。

 

 WEリーグの発足により、女子サッカー選手の様々な課題がより浮き彫りになり、それを解決しようと引退した選手や現役選手がSNSを通して意見を発信していますね。

 

 大滝選手が「国際女性デーにちなんで、NIKEさんにストーリー「なでケア」と「私」のストーリーを紹介していただいています!」とのtweetがありました。タイトルは「女子サッカーの地位向上とアスリートの自立に向け「なでケア」を創設」

 

 「サッカーは男性のスポーツだ」という意識を転換したいという思いから「なでケア」を創設。アスリートたちの「女子サッカーなんて」と卑下するマインドセットを変え、キャリア構築を検討する機会を提供している。さらに、セクハラ問題や女子アスリートの悩みの解決に向けて相談窓口を設置。今後は、スポーツの枠を超えて女性の可能性を広げられるプラットフォームとなるよう活動を続けていく。