遺産相続人が確定した後、次にするのは相続資産の調査・確定です。
不動産、預貯金、有価証券、それに借金なども含まれます。
すでに父はおりませんし、家にいくらあるの〜?とか、借金あるの〜とか、普段から話すことは無かったので(日本人あるある?)、どれくらいあるのか全くわかりせん。
父が亡くなってすぐ、こんな話を聞き出すのは、ちょっと後ろめたさもあり、躊躇しましたが、誰かが率先してやらなければいけない事・・・。
なので、実家へ行って母に聞いてみたんです。
母には、まずはじめに遺産相続の進め方や税金などの仕組みを話し、父名義の資産を全て教えて欲しいと話しました。
そして判明したのは、不動産と預貯金でした。
(借金はありませんでしたホッ〜)
不動産については、土地と建物の金額(現在の価値)を確定しないといけませんが、それを調べるには、毎年送られてくる固定資産税納付書をみれば知る事ができます。
そして、預貯金については普通預金と定期預金がありました(詳細はお伝えできませんが・・・)
普通のサラリーマンとして働いた父と途中パートなどして家計を助けていた母。
私の記憶でも、派手さの無い堅実な家庭でした。それでも何不自由なく僕ら兄弟3人を育ててくれて感謝の気持ちしかありません。
その上で、コツコツと少しずつ貯めていったんでしょう。その事が金額からも見て取れました。
そんな大切なお金を分けなければなりません。
元々父と母のお金なのですから、全て母に相続してもらっても良いのですが、実際問題、年齢順に言えば次は母・・・。相続資産が増えてしまう可能性もありますし、不動産の登記など2度することになってしまいます。
ここは、現実的に考える必要があるんですよね〜。
法定相続の基準としては、母が1/2。
そして残り1/2を兄弟3人で1/3ずつ分けることになります。
ただ厄介なのが、不動産です。
物理的に分けるには難しいですからね〜。
なので、ここで登場するのが「遺産分割会議」です。
次はこちらの事を書いてみたいと思っています